DUOの例文を暗記しようと思って、情報カードに英文と訳文を書いていたが、途中でやめた。
金銭コストを考えてみよう。情報カードを1枚4円(100枚で400円前後)と考えると、650本の英文すべてについてカードを作成すると2600円かかる。まあ、例文を記憶できるのならば、それくらいのコストは大したことはないのだが、書籍自体が1200円(税抜)だし、本を使ったほうがよいだろう。
だいたい、カードを作るのに肩がこるし、時間もかかる。「大敵は下手な勉強そのもの」(『知的生活の方法』)なのをすっかり忘れてしまった。これだったら、友達と遊ぶか、映画やDVDでも見ていたほうがよい。
カードを作るとすればどうしても記憶しづらいところだけにすべきだ。しばしば言われることだが、カードを作ることが目的となってしまってはならない。あくまで自分の頭に定着させることが目的だ。
渡部昇一氏も、「1冊の本のカードを取るコストで、20冊の本に線を引ける」ようなことを言っていた(『知的生活の方法』)。
また、「英語マスターは英文の暗誦にあり」とよく言われる。当初は「訳文→英文」の暗唱をめざしていたが、ちょっとハードルが高いので、まずは、英文をすべて理解することからはじめよう。少なくとも暗誦はそのあとだ。「最初のハードルは低く」(鎌田、『一生モノの勉強法』)
*カード版が出ていた。
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