1 構造改革
1.1 構造改革は悪者か?
日本のジニ係数は世界でも最小クラスだし、小泉時代は拡大が緩やかになった/全雇用者のうち3人に1人が非正規雇用者/東洋酸素事件…「業績の悪い部門があっても、従業員を解雇してはいけない」/正社員の生涯賃金は2億円、非正規雇用の人は1億円/雇用保険や厚生年金にも入れないケースもある/小泉内閣の規制緩和・自由化で、製造業の派遣やタクシー事業の自由化が実現/メリットもデメリットもある/同じ仕事なら同じ給料―オランダでは実現/外国人投資家の増加は日本への期待
1.2 構造改革はなにをやった?
借金は800兆円(国+地方)/小泉前は公共事業/不良債権は33兆円(01)→12兆円(06)へ減少/役所の下にある特殊法人の無駄遣い―政府が経営する会社/道路公団の赤字40兆円/財投(郵貯や簡保が元、第二の予算)は国家予算じゃないから国会の議決が要らない/道路公団にも必要な仕事はある、小泉首相は特殊法人の統廃合や民営化を進めた/出口は道路公団とかの特殊法人、入り口が郵政/郵貯や簡保のお金は340兆円もあった/まずは道路公団を民営化して、赤字の垂れ流しをやめた。郵政も民営化。つまり入口と出口の改革を同時にやった
1.3 構造改革はやめるべきか?
建設業の経済効果はデカイ/失われた10年で、130兆円ものお金が経済対策に注ぎ込まれた。でも経済成長率はわずか1%だった/でも、公共事業を削った(8兆円近く)小泉時代後半は2%以上だった/先進国では預金金利と国債の金利は大体同じなのが普通/福田内閣の「道路財源の一般財源化」って?―福祉や安全保障にも使ってOK/24時間稼動の空港を/衆院で2/3以上なら法案は通るが時間がかかる/東京中央郵便局の建て替えはダメ?―「トキを焼き鳥にするようなもんだ」/定額給付金はゼロサム・ゲームだ
2 政権交代
2.1 どんな政権ができる?
参議院はいらない?/誰に渡したらいいかわからない年金が何千万件も出てきた/民主党+国民新党+社民党
2.2 二大政党制
93までは2-6名の中選挙区制だったから、小さな政党にもチャンスがあった/小選挙区制はウィナー・テイク・オール的だけど二大政党制になりやすい/でも、比例代表がそれを阻害してる/参院で否決された場合、60日経てば衆院の議決が優先/二大政党制で政策が似通ってくるのは当然/「民主主義は最悪の政治形態だが、民主主義以上の政治形態はない」(チャーチル)
2.3 自民党と民主党
55年、98年/自民党…憲法改正、自衛隊堅持、国家・国旗法制定、日米安保堅持、外交方針、伝統的なものに対する理解/田中角栄の日本列島改造論により、日本中で公共事業―戦後の壊滅状況の中でインフラ整備の必要性/高度成長期による公害問題/「均衡ある国土の発展」―過密と過疎を同時に解決/過疎地へのアクセスを容易にすることで地価が高騰、狂乱物価/バブル崩壊により、無駄な公共事業をやめよう(小泉路線)/政策は時代によってその善し悪しが変わる―角栄と小泉では状況が違う/自民党の派閥抗争による「擬似政権交代」/自民党は国民政党/96年、旧民主党(菅、鳩山)/民主党を支持する最大の団体は、労働組合の「連合」(700万人弱)/
2.4 日本に必要な政治とは?
3 国際貢献
3.1 自衛隊のソマリア沖派遣
3.2 日本の国際貢献
3.3 テロリズム
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