2009年7月27日月曜日

麻生首相「財源、無責任であいまい」 民主マニフェストを批判

麻生首相「財源、無責任であいまい」 民主マニフェストを批判

 麻生太郎首相は27日、民主党が発表した衆院選マニフェスト(政権公約)について「『子ども手当』や『高校の無償化』に何兆円かかるのか。財源が 無責任で極めてあいまい。ここが一番の問題だ」と批判した。安全保障政策についても「国家の安全保障という最も大事なところがコロコロ変わるのが、日本の 安全保障を最も危うくする」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 民主党が反対してきたインド洋での給油活動を当面、継続する方針をにじませたことには「インド洋への自衛隊派遣は憲法違反だと何回も 言っていたと記憶する。今は憲法違反ではなくなったのか」と指摘。「主張は一貫性を持ってもらわないと。ブレたと言われることになりはしないか」と強調し た。

 自民党の細田博之幹事長も同日、民主党のマニフェストを「非常にバラ色の内容になっているが、財源不足が大きすぎて全体として大きな問題がある」と批判。そのうえで「景気対策としてめざましいものもない。麻生政権の対策の方が具体的で前向きだ」と語った。

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