クラウドに対する“クライアント”はもちろん何でもよいのですが、本連載ではクラウドのクライアントとしてRIA(Rich Internet Application)/リッチクライアントを提案し、クラウドのクライアントについて検証していきたいと思います。
クラウドやRIA双方にいえるのは、まだ世の中的にはアーリーアダプターのステージであり、大多数の人が「クラウドなら安心」「RIAなら安心」というステージには到達していないということです。その分、技術的/ビジネス的にはチャレンジしがいのある領域が広がっています。
2009年夏のクラウドの状況
2009年7月現在、クラウド5大陣営といえるセールスフォース・ドットコム、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、IBMがしのぎを削っており、ここにさらにいくつかの陣営が参戦し、クラウド業界は活況を呈しています。
地球上の“どこか”にあり、CPUやハードディスク、OS、ミドルウェアから開発環境まで、さまざまなサービスが“抽象化”されているものを「クラウ ド」といいます。クラウドでは、CPUやハードディスクからIPアドレスに至るまで、われわれが利用可能な“リソース”が特に抽象化されており、実際にど のような“実体”を利用しているかは分かりません。ただ、そういったことを開発者が分からなくても「最終的に“つじつま”が合った(Eventually Consistent)」結果を従来同様に得られます。
これによりアプリケーション開発の形態は、以下のようなタイプが考えられるようになります。
- スタンドアロン型
- クライアント・サーバ型
いわゆるC/S、従来型Webアプリケーション、従来型RIA- クライアント・クラウド型
C/C。クライアントとクラウドが直接やりとりするタイプ- クライアント・サーバ・クラウド型
C/S/C。従来型の構成の背後にクラウドを置き、ハイブリッドにそれぞれの良い点を利用するタイプ。クラウド利用の際に現在多く用いられる形態
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