◆ホッブズ
主著…『リヴァイアサン』
社会的背景…絶対王政→ピューリタン革命
自然状態…万人の万人に対する闘争
社会契約…生命を守るために自然権を放棄して、社会契約を結び国家をつくる
国家の目的…生命を守る(自己保存)
影響…結果的に絶対君主制を擁護
理想社会…自然状態の脱却(自然権の放棄)
◆ロック
主著…『市民政府二論』
社会的背景…ピューリタン革命→名誉革命
自然状態…自由、平等、独立、平和
社会契約…暗黙の契約によって、自然権の執行を委託して国家をつくる
国家の目的…私有財産権を中心とする自然権の擁護
影響…抵抗権を留保、名誉革命を正当化、国民主権、間接民主制
理想社会…自然状態の補完
◆ルソー
主著…『社会解約論』、『人間不平等起源論』
社会的背景…絶対王政→フランス革命
自然状態…自由、平等、相互孤立
社会契約…人民の一般意思こそ最高絶対の決定者、個々人は一般意思を実現する社会に自分のすべてを委譲して共同社会としての国家をつくる
国家の目的…人間は自然状態から社会状態に入り、自然的不平等を超えて、倫理的法律的平等を獲得
影響…人民主権、直接民主制、フランス革命に影響
理想社会…自然に帰れ
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