2009年4月19日日曜日

IMF体制の動揺(国際通貨危機)

IMF体制の動揺(国際通貨危機)
アメリカの国際収支の悪化→ドルの国際的信用↓→ドルの基軸通貨性↓(ドル危機)

アメリカの国際収支悪化(60s)
ケネディ、ドル防衛失敗(64)…シップ・アメリカン、バイ・アメリカン

アメリカ経済に対する国際的信用↓
ドルの過剰供給→ドル価値↓
ドルと金との兌換要求↑→アメリカから大量の金が流出(ゴールド・ラッシュ)

SDR(特別委引出権、70)
上記のような、一国の通貨を国際通貨としたことの矛盾(流動性ジレンマ)に対し、支払い手段としての国際流動性の不足を補った

ドル・ショック(71)
ニクソン、金=ドル交換停止を宣言
→ドルの信用崩壊、基軸通貨性喪失
一時、変動相場制へ

スミソニアン体制(71-73)
スミソニアン合意(71)
再び、固定相場制へ(ドル切下げを柱とする)
金1オンス=$35→$38
$1=\360→\308
変動幅の拡大…上下各1%→2.25%(ワインダー・バンド方式)

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