2009年4月16日木曜日

社会規範‐法と道徳

法は道徳の最小限であるイェリネック

強制を欠く法というのは自己矛盾であるイェーリング

法は、社会の秩序維持のため国家が定めたものである。道徳は、人間の精神的なあり方を規定するものである。

法は人間の外面的行為を規制する。それに対し、道徳は人間の内面を規制する。

法が物理的強制力(刑罰または強制執行*)を伴うのに対し、道徳は個人の良心にゆだねられる。

*強制力は、刑事法では刑罰、民事法では強制執行によって行使される。

0 件のコメント:

コメントを投稿