2009年4月18日土曜日

年金財源方式-積立方式と賦課方式

年金財源方式には、積立方式と賦課方式がある。

積立方式とは、被保険者本人が支払う保険料を運用して、自分が高齢者に達したさい、その運用資金を年金として給付する方式をいう。賦課方式とは、現在、現役労働世代が支払った保険料を現在の高齢者に年金給付し、自分が高齢者に達したさいには、その時の現役労働世代が支払った保険料を年金として受給する方式をいう。

日本は、その中間に位置している。賦課方式の長所は、世代間所得再分配が実現できる点にあるが、少子高齢化の進行によって財源が不足するという問題がある。

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