2009年4月18日土曜日

社会権とワイマール憲法

社会権
国民が国に対して「最低限度の生活」の保障を要求する権利(憲25)
ワイマール憲法では「人たるに値する生活」と表現
「国家による自由」を実質とする積極的権利
資本主義体制の矛盾を解決することを目標

ワイマール憲法
19C末の世界的不況の中で失業、貧困が社会問題化
→自由は貧困の自由にすぎないことが明らかになり、国家が国民に対して生きる自由を与える必要が生じた

ワイマール憲法(ドイツ共和国憲法、1919)
世界で初めて社会権(生存権)を規定した憲法(ドイツ、社会民主党)
福祉国家観にたち、経済的自由の制限を規定(具体的には公共の福祉による所有権の限界)

ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)の下、全権委任法(授権法)によって執行が停止

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