2009年6月30日火曜日
面白くてよくわかる!人間関係の心理学―家庭、会社、仕事の対人関係がラクになる大人の教科書
自己開示(セルフ・ディスクロージャ)
→自分のすべてをさらけ出す
自己呈示(セルフ・プレゼンテーション)
→都合のよい情報だけを出す
本音は爆発する前に吐き出す
表情読解能力
いつも遅れてくる人は相手を下に見ている
派手な服装に隠された心理
→ファッションには「周りからこう見られたい」という願望が表れる。おとなしい性格の人が明るく行動的な自分を演出するために、目立つ格好をしている可能性が高い。
メガネも同じ
高級ブランド好きは権威に弱い
コンタクトからメガネに
タバコの吸い方で心理状態が分かる
「そうかもしれません」=「私は違う」
「それはそうと」→人の話を聞けない
「だから」→身勝手
「つまり」→仕切りたがり
「私、性格悪いよ?」→そんな自分が好き
「…。それより課長…」隠し事があるとおしゃべりになる
「そんなの常識だよ」という人の非常識
「君と同じでいいよ」は自信がない
外罰型/内罰型/無罰型
「言い訳するつもりはありません」
―「何だよ、『つもりはない』って。言いたいことがあるならはっきり言えよ」
セルフ・ハンディキャップ
酸っぱいブドウ
ハロー効果
19Cのイギリス
東インド会社の商業活動停止(33)
穀物法廃止(46)
航海法廃止(49)→自由貿易体制の確立
◆政治面の自由主義的改革
審査法廃止(28)
カトリック教徒解放法(29)…オコンネル尽力
→信教による公職上の差別を撤廃
19C後半…保守党(ディズレーリ)、自由党(グラッドストン)の二大政党制を確立
◆対外政策
五大自治領の成立
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ニューファンドランド、南アフリカ連邦に自治
国際スエズ運河会社の株式買収(75)
インド帝国成立(77)
3C政策*…ウラービーの反乱→エジプト保護国化(82)、南アフリカ戦争(99-02)
*カイロ、ケープタウン、カルカッタ
◆労働者運動の組織化
労働組合法(71)…労働組合合法化
81 社会民主連盟
84 フェビアン協会(ウェッブ夫妻、バーナード・ショー)
93 独立労働党
↓
00 労働代表委員会
↓
06 労働党
ファシズムの台頭-WWⅡ
→全権委任法でヴァイマル共和国崩壊
→国際連盟から脱退
34 ソ連、国際連盟に加入
35 ドイツ、再軍備宣言(徴兵制復活)
→ヴェルサイユ条約破棄
英独海軍協定→イギリス、再軍備を容認
コミンテルン第7回大会
→反ファシズムの人民戦線結成を提唱
イタリア、エチオピア侵略(36併合)
36 ドイツ、ラインラント進駐
→ロカルノ条約破棄
フランス、ブルム人民戦線内閣成立
スペイン、アサーニゃ人民戦線内閣成立
日独防共協定、ベルリン=ローマ枢軸
37 日独伊三国防共協定
イタリア、国際連盟から脱退
38 ドイツ、オーストリア併合
ドイツ、チェコスロヴァキアにズデーテン地方要求
→ミュンヘン会談を経て併合
39 ドイツ、チェコスロヴァキア解体
独ソ不可侵条約
→ドイツ、ポーランドに侵攻
→WWⅡ勃発
WWⅡ
連合国vs枢軸国
→連合国勝利
39 ソ連=フィンランド戦争→ソ連国連除名
40 フランス、ナチス・ドイツに降伏
*ド・ゴール、ロンドンに自由フランス政府(亡命政府)を設立
イギリス、チャーチル内閣成立
日独伊軍事同盟
41 日ソ中立条約(対独、対米戦争に備えて)
独ソ戦争開始
日本、ハワイ真珠湾奇襲→太平洋戦争開始
42 ミッドウェー海戦→日本敗北
43 スターリングラードの戦い→ドイツ敗北
コミンテルン解散→ソ連、連合国と強調
イタリア、ムッソリーニ失脚
44 連合国、ノルマンディー上陸(第二戦線の形成)→パリ解放
45 ドイツ、無条件降伏
日ソ中立条約を破棄→ソ連対日参戦
日本、ポツダム宣言受諾→無条件降伏
◇戦争中に行われた会談
41 大西洋上陸会議
43 カイロ会談
43 テヘラン会談
45 ヤルタ会談…ドイツの戦後処理、ソ連の対日参戦
45 ポツダム会談…日本の戦後処理
2009年6月29日月曜日
社会保障の問題点
国民1人あたりの社会保障費用が少なく、GDPに対する比率が小さい
社会保障4本柱のうち、社会保険偏重(そのなかで、伝統的に医療保険偏重*)
福祉よりも経済を優先(国民の租税・社会保障費用負担は軽いが、給付水準が低い)
*最近は、年金>医療>福祉
◆高齢化社会
70 老年人口比率7%→高齢化社会
94 14%→高齢社会
05 20%
07 22%
15 25%→世界1位
55 40%に達する見込み
対策
合計特殊出生率を引上げ、少子化防止
給付と負担の適正化を図るため、年金給付額を減らし、支給開始年齢を65歳に延長
90年よりゴールドプラン、94年より新ゴールドプランを実施
2000年より(公的)介護保険制度導入
99年に新ゴールド・プランを上方修正したゴールドプラン21策定
ユニバーサル・デザインの理念に基づき、交通バリアフリー法、ハートビル法を制定
上記2法は、2006年に高齢者障害者移動円滑促進法に統合
「人見知り」「付き合いベタ」を解消する方法
(1) とにかくたくさんの友だちを作る努力をする。
(2) 親友をひとりだけ作る。
(3) 友だちができなくとも、気にしないようにする。
付き合いベタを脱出するカギは、ひとりの親友にあり
私たち人間は、わりと単純なところがあって、ひとりでも、心から信頼できる友だちができれば、それで自信がつくのである。だから、(2)が正解である。かりに世界中が敵にまわっても、味方になってくれる友だちがひとりでもいれば、私たちは安心していられるのだ。
人付き合いが苦手な人は、えてして、「たくさんの友だち」を作ろうとしすぎて、手を広げすぎるのである。そのため、個々の人との付き合いが相対的 に「薄く」なってしまい、なかなか深い付き合いができないのだ。そのため、いつまで経っても、人付き合いに自信が持てないのである。
人脈を広げようとせず、「俺には、ひとりでも信頼できる友だちがいれば十分だ」と開き直ってしまったほうがいい。なぜなら、ある特定の人物とじっくり付き合うようにしたほうが、表面的な付き合いを増やすよりも、会話がうまくなるし、相手の気持ちの配慮などもできるようになるからである。
私は、100人に出会ったら、そのうちの99人からは嫌われてもいいと思っている。ヘタに好かれようとすると、ビクビクしながら相手の顔色ばかりをうかがうことになってしまって、自分の言いたいことが言えなくなるからである。
その点、たったひとりでもいいから、深く付き合えるビジネス・パートナーを探せばいいやと思っていれば、自分のホンネや感情を素直に出すことがで きる。言いたいことは、堂々と主張できる。しかもまた、そうやって、あけっぴろげでいたほうが、結果として人間関係はうまくいくものなのである。私とお付 き合いのある出版社の編集者たちは、みなそういう人たちばかりだ。人脈というのは、そういうものでなければ、いざというとき役に立たない。
仕事がうまくいっている人たちの共通点としては、「人脈が広い」というよりは、むしろ「人脈が深い」のではないかと私は思っている。知り合いが500人いるとか、1000人いるというより、心から信頼できるパートナーがひとりいたほうが、どれほど心強いかわからない。
また、会話の訓練をするときにも、なるべく2人きりで会うのが望ましい。
翻訳者が語る『ブラック・スワン』 原書発売から訳書発売までに見たこと
2007年春に原書のThe Black Swanが発売されてから2年が経った。その間、金融市場は大荒れし、金融機関はバタバタとハエのように落ち、著者のナシーム・ニコラス・タレブの名前が マスコミに出るようになり、ブラック・スワンはヘッジファンド用語の一つに挙げられるようになった。ついでに、ウェブ上でもあちこちで『まぐれ』や『ブ ラック・スワン』やタレブの名前が見られるようになった。
訳書のあとがきを書くとか、ばっちり決まる訳を思いつかない言葉に定訳はあるか調べるとかの都合があって、たびたび「タレブ」とか「ブラック・スワン」と か「黒い白鳥」とかでウェブを検索してみた。そこでわかったことがある。ウェブ上で本書に言及しているブログやサイト、実は次のパターンが多い。
(a)まったく読んでいない。ブルンバーグ・ニュースとか、他の人のブログに出ているのを見たってことだろう。ブログは日々の雑感を書くところみたいだからかまわないわけだが、書いてらっしゃることを見れば読んでないのはバレバレなんだし、恥ずかしくないんだろうか?
(b)流し読みしただけ。これはぼくが翻訳担当で、一言一句もらさず隅々まで読んだせいでそう思うのかもしれない。本なんてそんなじっくり読む人たちではないってことでしょう。でも感想文は書きたくて、書いたら誰かに見てもらいたいみたいですね。
(c)全部読んだけど語り口または日本語訳または内容が気に食わない。語り口が気に食わないって人たちには、それは残念でした、投資は自己責任ですから、まあ今度本を買うときはまず立ち読みしましょうねとお慰めするぐらいしかできない。
これ以外にも、全部読んで内容に同意、または気に入ったというのももちろんある。それから、全部読んだうえで内容が気に食わないという部類の人た ちなら、中身のあることを言っている可能性があるのでご意見を伺うに値すると思う。でも、そういう人たちのことをここで書いてもぼくが面白くない。そこ で、以下、よく見る勘違いとか、ちゃんと読んでないがゆえのはずし方をいくつかあげつらって遊ばせていただくことにする。
(1)「サブプライム危機を予測した本」。たしかにタレブは証券化商品市場が崩れた2007年の春より前からCDOは危ないとか証券化商品は危ない とかと言っていたような気がするが、『ブラック・スワン』にそういう話が直接出てくるかというと、実はそうでもない。タレブが危機を予言したなんていうの は、どちらかというと矮小化だろう。今度何かが起きたときにタレブが違うことを言っていれば、この手の皆さんは「だまされた」だの「えらそうなことを言っ ておいて」云々だのと言い出すんじゃないか? 人を勝手に占い師に分類しておいて、外れたと言っては勝手に騒ぐ、まことにお祭り好きな人たちである。
(2)「ナイトの不確実性とリスクを扱った本」。黒い白鳥が「ナイトの不確実性」だと言っている人がいたら、その人はほぼ間違いなく本書を読んでい ません。読んでるとしたら、きっとフランク・ナイトの関係者の方です。確率分布がわかるランダム事象=リスク、そういうものさえわからないランダム事象= 不確実性という区別は、シカゴ周辺でできたものではないのに、どうして経済学者の皆さんは自分らの身内が発明したネタだってことにしないと気がすまないん だろう、なんて話が本書には出てくる。そう書いてあるのを読んで、それでもナイト云々と言いたいとしたら、そりゃ関係者だからでしょうきっと。
(3)「正規分布を否定するなんてどこのトンデモだ、こいつは」。学界方面でもときどきおられるとタレブも書いているが、これはどう見ても読んでい ない人の反応である。『ブラック・スワン』は、最初から正規分布などが使える世界や変数(物理法則に縛られる)と使えない世界や変数(物理法則に縛られな い)の区別を強調しているし、そのうえご丁寧にいろいろな変数をそれぞれの世界に分類したリストまで出てくる。つまり、タレブは正規分布を否定していな い。ただ、正規分布が使えない領域があって、それなのにそんな領域で正規分布を使っている連中がいると言っているのだ。たとえば、株式のリターンにも大数 の法則は確実に働いて、極限ではたしかに正規分布になるのかもしれないが、極限とはたかだか過去数年の日次データのことではない。
(4)「タレブはレバノン内戦を経験したからこういう考え方になった」。この点では、実はぼくも決して人のことを言えない。『まぐれ』をはじめて読 んだときに「ああこの人は若いころにレバノン内戦に遭ってたいへんな思いをして、こういう境地に至ったのだなあ」と思った。ぼくのそんな浅はかな読み筋は 『ブラック・スワン』で完膚なきまでに叩きのめされている。
そんな前評判とは無関係に、ぼくが読んだ『ブラック・スワン』は、トレーダーのノリ全開で抱腹絶倒のエッセイである。これから読まれる皆様も、ぼくと同じぐらいゲラゲラ笑いながら読んでくださればと思う。
2009年6月28日日曜日
人でなしの経済理論-トレードオフの経済学
内容紹介
「経済学者はいかにして人の神経を逆なでするか」
かかる費用とそこで得られる便益をはかりにかけ て、意思決定するのがトレードオフの考え方。でもこのトレードオフ、経済方面だけでなく、社会のさまざまな問題についても応用できる。人命の価値は金額に 換算するといかほどか? 移植用の臓器を強制摘出できるように法律で決めたらそのメリット、デメリットは?HIV検査の普及は逆にエイズの拡大をまねく可能性があるから抑制したほ うがいい? ……経済学者はときに血も涙もないシミュレーションを試みる。「正しいかまちがっているか」より費用と便益が問題なのだ。よりよい社会政策、行動のため の、人でなしの発想から入る費用便益分析入門。訳者・山形浩生による解説も秀逸。
内容(「BOOK」データベースより)
かかる費用とそこで得られる便益をはかりにかけて、意思決定するのがトレードオフの考え方。でもこのトレードオフ、経済方面だけでなく、社会のさまざまな 問題についても応用できる。人命の価値は金額に換算するといかほどか?移植用の臓器を強制摘出できるように法律で決めたらそのメリット、デメリット は?HIV検査の普及は逆にエイズの拡大をまねく可能性があるから抑制したほうがいい?…経済学者はときに血も涙もないシミュレーションを試みる。「正し いかまちがっているか」より費用と便益が問題なのだ。よりよい社会政策、行動のための、人でなしの発想から入る費用便益分析入門。
はじめに―ぼくの世界へようこそ
1 社会問題へのアプローチ
2 人名の価値っていかほど?
3 取引しようか?
4 おまえのものはオレのもの
5 持っているなら吸ってはいかが?
6 人に迷惑をかけないとは?
7 規制と行動の変化
8 警告―製品に注意
9 解決策などない?
1
道徳的判断は下さない
アメリカの政治システム―大統領制
モンテスキュー流の厳格な三権分立制
各州の自治を認める連邦制
合衆国憲法が最高法規
◆大統領
任期4年、三選禁止、間接選挙、国家元首
強大な8つの権限
◆行政府
行政権は大統領、その下に次の組織がある
①連邦政府(各省)
②独立行政機関
③大統領(行政)府…副大統領とホワイトハウス事務局とUSTR等の大統領の直属機関
◆議会
上院・下院の二院制
二大政党制
上院・下院はほぼ対等であるが、各々に優越事項がある
◆司法
司法権の独立=違憲立法審査権
刑事裁判に陪審制を採用
イギリスの政治システム―議院内閣制
君主制をとるが「君臨すれども統治せず」(立憲君主制)
◆議会
上院・下院の二院制
議会法(1911)で下院優越の原則が確立
法案審議は本会議中心(三読会制)
◆内閣
議院内閣制をとり、首相・国務大臣は議員から選ばれる
議会に対して連帯責任を負う
野党は政権交代に備え、予め党内に影の内閣(シャドウ・キャビネット)を組織
◆裁判所
最高司法機関は大法官にあたる上院議長と上院議員である法律貴族からなる最高法院
刑事裁判に陪審制を採用
◆その他の論点
議院内閣制を始めて慣行化したのはウォルポール内閣(18C)
二大政党は保守党、労働党
国民に各党の政策を明示するためにクエスチョン・タイム制が行われており、これが日本にも党首討論制として導入された
外国人の名前に使われる”・”や”=”の意味は?
こちらでも答えさせていただいたので、ご覧ください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2564685.html
1) ダブルハイフン、中黒の基本的な使用法
基本的には外国人の姓名をカタカナにするときは、ハイフンをダブルハイフン、スペースを中黒に置き換えます。このGaspard-Gustave de Coriolisの場合、ガスパール=ギュスターヴ・ド・コリオリと書かれることになります。ガスパール=ギュスターヴが名、ド・コリオリが姓です。
2) 名にダブルハイフンが含まれる場合
フランス人の場合、Gaspard-Gustaveのように、名はハイフン(トレ・デュニオン)で連結されることが多いです。なので、フランス人について は、アルファベット表記でGaspard Gustaveとハイフンでつなげられていなくとも、日本語にするときにはガスパール=ギュスターヴとダブルハイフンを使用するようです。
フランス人以外の西洋の人名の場合は、(姓を除いた)名が複数の語からなっていても、ハイフンが使用されていないことが多いです。フランス以外にも名がハイフンでつながれている文化はあるかと思いますが、日本人にとってはフランス人の名が、いちばんなじみ深いと思います。
3) 姓にダブルハイフンが含まれる場合
逆に、姓がハイフンで連結されている場合もあります。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)の場合、ド・サン=テグジュペリが姓です。
また、もともとハイフンを含む姓だったわけでなく、結婚することでダブルネームになった例があります。類人猿に言語を教えた研究で有名なスー・サヴェー ジ=ランボー(Sue Savage-Rumbaugh)は、デュエイン・ランボー(Duane Rumbaugh)と結婚することでそうなったはずです。この方は研究者なので、人生の途中で姓が変わってしまうと、この方の論文を探したりするのがたい へんです。その便宜を図るため、このようなダブルネームを使用することがあります。これは、研究者では(とくに女性に)多いです。
ただし、西洋人名で、姓がいくつかの単語からなっていても、ハイフンでつながれていないこともあります。結婚などで姓を受け継ぐ習慣のある文化ではそうな るようです。ポルトガル語圏であるブラジルのマリノ・ゴメス・ジ・オリヴェイラ(Marino Gomes de Oliveira)という人の場合、マリノが名、ゴメス・ジ・オリヴェイラが姓になります。
4) 日本人の場合
日本人の女性の研究者が結婚した場合、戸籍上は夫の姓になったとしても、論文上はダブルネームを使用することがあります。ただ、そのときはダブルハイフン を使用しません。佐藤花子さんが田中太郎さんと結婚した場合は、「佐藤(田中)花子」と表記することがあります。しかし、このカッコ使用は日本人にかぎら れ、これを外国人に適用してスー・サヴェージ(ランボー)と書くことはないようです。
LAN
◆LANの概要
◆LANのメリット
データの共有
機器の共有
インターネットの共有
LAN上のどれか1台のPCがインターネットに接続していれば、LAN上の他のPCもインターネットを利用できる
◆LANのトポロジ*
*トポロジ…ネットワークの接続形態
①スター型
ハブを中心に、複数の端末を放射線状に接続
1つの端末が故障してもネットワーク内の他の端末に影響を与えることがない。しかし、ハブが故障するとLAN全体の機能が停止してしまう。
②リング型
すべての端末を1本のケーブルに接続
ケーブルの総延長を長くすることが容易。ある端末が故障すると、データの送受信ができなくなるため、LAN全体に影響を与える。
③バス型
両端がターミネータで終端する1本のケーブル(このケーブルをバスという)に端末を接続
構成がシンプルであり、1つの端末が故障しても残りの端末はすべて相互に通信できる。しかしケーブルの長さに制限がある、レイアウトの変更のたびにケーブルを張りなおさなければならない、故障箇所が特定しにくい。
◆LANの接続媒体
①より対線(ツイストペアケーブル)
2本の銅線をより合わせたケーブル
価格が安く取り扱いが容易
②同軸ケーブル
③光ファイバ
とても細いガラスまたはプラスチックの線
従来の銅の電話線よりはるかに高速な通信が可能
◆LANのアクセス制御方式
◆代表的なLAN
◆OSI基本参照モデル
◆LANの接続機器
◆無線LAN
EV発売で充電器設置が相次ぐ、スーパー、コンビニにも広がる
電気自動車(EV) が7月に相次いで発売される。これを受け、大手スーパーやガソリンスタンドなどにも充電器を設置する動きが広がってきた。環境負荷が小さいEVをめぐって は、1回の充電で走行できる距離が短いため、充電スタンドをきめ細かく配置する必要があり、充電拠点の増設を進める計画だ。また、充電器の設置場所を知ら せるサービスを検討する企業も出ており、EV登場に伴って関連ビジネスも加速しそうだ。
EVは二酸化炭素(CO2)を排出しない次世代エコカーとして期待が高まっているが、走行距離の短さが普及のネックとされている。充電1回あたりの走行距離は、三菱自動車が7月から法人向けに発売するEV「アイ・ミーブ」が160キロで、日産自動車が来秋投入予定のEVもほぼ同じになる。法人向けに7月に売り出す富士重工業の「プラグイン ステラ」では90キロにとどまる。
このため、EVの利用者はこまめな充電が必要となるが、急速充電器は首都圏で首都高速道路などの40カ所、首都圏以外では約20カ所に過ぎず、充電インフラの整備が急務だ。
このため、大手スーパーやコンビニに充電器を設置する動きが出ている。
世界企業の資金調達、社債が頼み 発行額、前年比6割増ペース
世界企業の資金調達に変化が起きている。事業会社の社債発行額は今年に入ってから前年比6割増のペースが続く。一方で新規株式公開(IPO)による 資金調達額は前年比約9割減に落ち込んだ。低格付け企業や成長企業は十分な資金の調達が難しく、株式市場の活性化が世界的な設備投資の回復のカギとなりそうだ。
調査会社ディール・ロジックの調べでは、事業会社の社債発行額は1~6月中旬で8700億ドル(約84兆円)を超え、昨年1年間の合計 額にほぼ並んだ。製薬世界大手ではスイスのロシュが約300億ドル、米ファイザーが約240億ドルの大型起債に踏み切ったほか、ドイツ電機大手シーメンスや仏電力公社(EDF)などが50億ドルを超える社債を発行した。
萌える☆哲学入門 ~古代ギリシア哲学から現代思想まで~
タレス
パルメニデス
ソクラテス
プラトン
アリストテレス
エピクロス
マルクス・アウレリウス
Part.2 中世の哲学
イエス
アウグスティヌス
トマス・アクィナス
ピコ・デラ・ミランドラ
マキャベリ
トマス・モア
Part.3 近世・近代の哲学
ルター
モンテーニュ
ベーコン
デカルト
スピノザ
ロック
ライプニッツ
ルソー
カント
ヘーゲル
キルケゴール
マルクス
ニーチェ
フロイト
ユング
Part.4 現代の哲学
ジェームズ
ソシュール
ベルクソン
フッサール
ウィトゲンシュタイン
ハイデガー
ラカン
ポパー
サルトル
アーレント
レヴィナス
メルロ=ポンティ
ボーヴォワール
レヴィ=ストロース
ヴェイユ
ドゥルーズ
フーコー
デリダ
Part.5 東洋の哲学
孔子
老子
ブッダ
弘法大師(空海)
親鸞
道元
本居宣長
西田幾多郎
2009年6月27日土曜日
民法の基礎知識
所有権絶対の原則
契約自由の原則
過失責任の原則
◆法律行為
法律行為の分類
契約・単独行為・合同行為…意思表示の様態に注目
要式行為・不要式行為…意思表示の形式に注目
債権行為・物権行為…発生する効果に注目
契約…相対する複数当事者の意思表示の合致
単独行為…1人の人間の一方的意思表示で成立 ex.取消・解除・遺言
合同行為…2人以上の人間の意思表示の合致 ex.会社の設立
要式行為…一定の形式が必要 ex.婚姻
不要式行為…一定の形式を必要としない
債権行為…債権を発生
物権行為…物権の発生・変更・消滅
◆権利と能力
権利能力
私権と公権
私権の制限(基本原則)
私権の行使は絶対無制限なものではなく、以下の3つの原則によって制限される
①公共の福祉の原則(1Ⅰ)
②信義誠実の原則(信義則)(1Ⅱ)
③権利の濫用(乱用)の禁止(1Ⅲ)
意思能力と行為能力
意思能力
意思無能力者(意思能力を持たない者)の行為は無効(はじめから法律行為としての効力が発生しない)
行為能力
制限行為能力者*の行為は、原則として取り消すことができる(取り消すまでは有効だが、取り消したときは無効となる)
*未成年者、成年被後見人・被保佐人・被補助人
意思表示(93-98の2)
意思の不存在
心裡留保
虚偽表示
錯誤
瑕疵ある意思表示
詐欺、脅迫
◆代理
法定代理と任意代理
無権代理(113-118)
表見代理(109、110、112)
◆条件・期限
条件(127-134)…将来の成否が不確実
期限(135-137)…将来到来することが確実
確定期限と不確定期限
期限の利益
期限のつけられた法律行為では、その効力の発生や消滅または債務の履行は期限が到来するまで猶予される
◆時効
取得時効と消滅時効
国際貿易と国際収支
自由貿易(比較生産費説)
イギリス古典派の主張
リカード『経済学および課税の原理』
保護貿易
19C、後進国ドイツの歴史学派が主張
リスト『政治経済学の国民的体系』
保護貿易の手段としては、関税障壁と非関税障壁(ex.輸入数量制限、輸入許可手続、輸入課徴金、検疫基準強化)がある。日本は前者が高く、アメリカは後者が高い。
19Cにはパックス・ブリタニカの下で自由貿易が主張された。30年代の不況の中でブロック経済が形成され、保護主義がとられる。ブロック間の対立がWWⅡを生んだことの反省から、戦後はパックス・アメリカーナの下で自由貿易が主張され、IMF=GATT体制が作られた。持てるブロックとしては、ドル・ブロック、スターリング・ブロック、金ブロック、持たざるブロックとしては、ナチス広域経済圏、円ブロックがある。
◆国際収支(96からの分類)
経常収支
貿易・サービス収支…貿易収支(商品)、サービス収支(用益)
所得収支(投資収益等)
経常移転収支(国際機関拠出金、消費財への無償援助)
資本収支
投資収支…直接投資(企業設立)、証券投資(株式等)、その他の投資(預金)
その他の資本収支
誤差脱漏
日本の国際収支の動向
80年以降は、貿易収支大幅黒字、経常収支大幅黒字である。ただし、95,96年と超円高に伴い激減。86-88年は、長期資本収支は大幅赤字(プラザ合意円高による海外投資が急増したため)。
◆外国為替市場
まずは二元論的に割り切ることも効率的
徴収法
一般保険料および特別加入保険料については、算定の対象となる期間のはじめに概算で保険料を納めておき、算定の対象になる期間が終了した時点で清算する。
継続事業(年度更新)
6/1-7/10の間にその年度(4/1-3/31)の保険料を概算で支払い(概算保険料)
↓
次の年度の6/1-7/10の間に確定清算する(確定保険料)
有期事業
事業開始→概算保険料
↓
事業終了→確定保険料
◆概算保険料
◆確定保険料
継続事業
年度更新の際の概算保険料と確定保険料は、同時に1枚の申告書で処理をする
有期事業
事業終了日の翌日から50日以内(当日起算)に納付
認定決定
確定保険料申告書を提出しないときや、記載に誤りがあると認めるとき、認定決定が行われる。その場合、通知を受けた日から15日以内に納付する(翌日起算)。
◆メリット制
保険料と保険給付の額の比率に応じて、公平になるように保険料額を割引あるいは割増する制度。自動車保険をイメージ。
労災保険総論
S22(47) 労災保険法施行(業務上の災害を対象)
S48(73) 通勤も対象に
◆趣旨
業務上の事由又は通勤による労働者の負傷、疾病、障害、死亡等に対して保険給付を行う(1)
◆運営
労災保険は政府が運営(管掌という)
◆特徴
労災保険法は、もともと労基法に規定されている事業主の災害補償義務*を肩代わりするためのもの。よって、労災保険法は、労基法から生まれたといえる。
*災害補償義務…労働者が仕事が原因でけがや病気等になったら補償せよ
上記のとおり、もともと事業主の災害補償義務を肩代わりするためのものであるから、保険料は全額事業主が負担する(他の保険制度では、労働者も一部負担)。
◆保険給付の種類等
業務災害に関する保険給付
要件①業務遂行性…事業主の支配下にあるか
要件②業務起因性…因果関係があるか
通勤災害に関する保険給付
①住居と就業の場所との間の往復
②一定の就業の場所から他の就業の場所への移動
③①の往復に先行し、又は後続する住居間の移動
二次健康診断等給付
◆給付基礎日額
マネー・ロンダリング(資金洗浄、マネロン)
2003年には「本人確認法」が施行されて、金融機関等による顧客等の本人確認、本人確 認記録や取引記録の作成・保存が義務づけられた。また、疑わしい取引に該当すると思われる場合には届出をする義務もある。
汚れた金→金融機関→金融機関→・・・→?
2009年6月26日金曜日
【私も言いたい】テーマ「紙か電子か」 「情報の質が違う」8割
〔1〕ニュースやトレンド情報を得るのは紙媒体が(電子媒体より)多いか
42%←YES NO→58%
〔2〕小説などの作品を電子媒体で読みたいか
24%←YES NO→76%
〔3〕紙媒体とネットでは、情報の質は違うと思うか
79%←YES NO→21%
2009年6月25日木曜日
同意型とアクティブ・リスニング
ここで考え方を整理するため、「説教型の対応」と「同意型の対応」、そして「アクティブリスニング」について比較してみましょう。
たとえば部下が、グチをこぼしたとします。
「どうしてあの新人は、1度教えたことを理解できないんだ!」
これに対して、「おまえ何を言っているんだ、新人なんだから大目に見ろよ。おまえだって五十歩百歩じゃないか」―説教型の対応
「いまの新人は頭が固いんだよ、分かる分かる」―同意型の対応
「新人に何度も同じことが聞かれるのが不満なので、一度で理解してもらいたいんだね」―アクティブリスニング(共感的な理解)
「そうなんですよ。いや、僕だって教育ですから、気を長くしないきゃいけないとは思っているんですけど、忙しいとこちらも余裕がなくて…つい興奮するんですよね」このときに、彼なりの反省が生まれますし、気づきが起こるのです。これがアクティブティリスニングの大きな効果の1つと言えます。
国会の権能と議院の権能
立法権限
憲法改正発議(96)、条約承認(61)、法律案の議決(41、59)
財政権限
租税法定(84)、予算の議決(86)、決算の審査(90)等
国務権限
内閣総理大臣の指名(67)、弾劾裁判所の設置(64)
◆議院の権能
両院共通
議院規則制定権(58)、議員の資格争訟の裁判権(55)、国政調査権*(62)等
衆院のみ
内閣不信任決議権(69)
参院のみ
衆議院解散中の参議院の緊急集会(54)
*国政調査権
ロッキード事件やリクルート事件のような疑獄事件の実態を解明し、国民の行政情報を知る権利に奉仕し、行政民主化の機能を持つものとして期待される。したがって、行政府に対しては積極的行使が望まれるが、司法府に対しては司法権の独立との関係から、判決内容を批判する目的での調査は許されないと解釈される。このことが問題となったのが浦和充子事件(判決の量刑が軽すぎるという国勢調査が行われた)である。
国会の組織
衆議院
480人(比180、小300)
4年
参議院
242人(比96、選146)
6年(3年ごとに半数改選)
◆その他
常任委員会
迅速な法案審議進行のため
ex.内閣委員会、法務委員会、外務委員会、環境委員会、国土交通委員会
公聴会…法案審議の際、学識経験者や利害関係のある人の意見を聞く会議
調査会…常任委員会と同じく、長期的な政策を検討・審議するために解散のない参議院の下に置かれた組織
国会審議の活性化のために、国務大臣に代わり官僚が答弁する政府委員制度が廃止された
党首討論制(クエスチョン・タイム制)…国会審議を活性化、各政党の考え方を国民の前に明示するために各政党のトップが、定期的に国会で議論を行う。イギリスから導入。
国会審議活性化法…政府委員制度の廃止、党首討論制等のように国会審議を活発にするための改革を規定
米、中国に「検閲ソフト」義務化の撤回求める 書簡を送付
米政府は24日、中国政府が国内で製造・販売するすべてのコンピューターに中国製の「検閲ソフトウエア」の搭載を 義務づける計画を進めていることについて、同計画の撤回を求める書簡を中国政府の関係閣僚に送ったと発表した。ソフトの自由な選択を阻害することは深刻な 貿易障壁になると警告している。書簡はカーク米通商代表部(USTR)代表とロック商務長官の連名で送付した。USTRなどの発表によると、中国政府は今年7月1日から、国内で製造・販売するコンピューターに「グリーン・ダム」と呼ばれる中国製のソフトをあらかじめ搭載することを義務づける予定。
同ソフトはインターネット上の特定のサイトへのアクセスを制限する機能を持つ。カーク代表は声明で「メーカーや消費者のソフト選択の自由を否定するものだ」と指摘。世界貿易機関(WTO)ルールに抵触する懸念があるとの認識を示した。
新生銀・あおぞら銀、10年合併で基本合意 比率「1対1」軸に
新生銀行とあおぞら銀行が2010年中にも合併することで基本合意したことが25日分かった。7月初めにも正式発表する見込み。大株主である米投資 ファンドの合意を得ており、合併比率は1対1とする方向で調整している。2行は合わせて4000億円の公的資金の注入を受けているが、金融当局も合併を後 押ししている。両行は5月までに経営統合で大筋合意し、統合の具体的な形態などを巡って詰めの協議を続けていた。当初は共同持ち株会社をつくり、両行 が傘下に入ったうえで合併する2段階の手続きを検討してきたが、経営統合効果を早急に引き出すために当初から合併することに切り替えたもようだ。
焦点の一つだった統合比率は基本的に対等合併とする見込み。新生銀は米JCフラワーズが発行済み株式の33%、あおぞら銀は米サーベラスが議決権ベースで50%強を握る筆頭株主で、両株主を交えて最終調整を進めている。
上場企業、自社株買い半減 成長投資へ備え
上場企業が自社株買いを縮小している。パナソニックや村田製作所は当面、自社株買いを見送る方針。業績が低迷し資金調達環境も不透明なためだ。 NTTドコモは株主総会での自社株取得枠の設定を見送った。2008年度に3兆7000億円あった自社株買い額は今年度は半分以下に減る見通し。株式市場 の需給に悪影響を与える可能性もあるが、企業は将来の成長投資に備え手元資金の確保を優先する。自社株買い(自己株式の取得)は、マイナスのエクイティ・ファイナンスだから、資金調達の逆だ。つまり、株主への資金の返却を意味する。一般に、企業が市場の自社株の評価が低いと考えているときに、自社株買いを行うインセンティブが生じるから、企業が自社株買いを行うことは、適正な株価よりも株価が低い(割安)シグナルと考えられる。
パナソニックは02年3月期から毎年600億~1500億円の自社株買いを実施してきたが、今期は取得しない。三洋電機の買収や薄型パネル新工場など大型投資を控え「成長戦略の原資を確保する」(大坪文雄社長)という。
2009年6月24日水曜日
現代政治の諸問題
議会や行政等へ圧力をかけて自己の特殊利益の政策実現をめざす
政党と異なり、国民に政治責任を負わない
資本主義の発達により、集団の噴出が起こるなか、自己の特殊利益を政治に反映させる圧力団体が登場→代議制の補完機能
ex.日本経団連、農協中央会、連合、日本医師会
アメリカでは、圧力団体は上院・下院に次ぐ第三院と呼ばれる。利益集団はロビイスト(議会工作人)を雇い、彼らが団体の代理人として圧力政治を展開する。日本では、族議員と呼ばれる特定分野に精通した議院がロビイスト的役割を演じている。
2◆世論とマスコミ
マス・メディアは、世論形成に重要な役割を果たすことから、立法、行政、司法に次ぐ第四の権力と呼ばれる
「マス・メディアの情報伝達方法により大衆はステレオタイプ的反応を示し、誘導される危険性がある」(リップマン、『世論』)
マス・メディア自体が営利企業であるから、コマーシャリズムやセンセーショナリズムに陥りやすい
3◆政治的無関心(リースマン)
伝統的無関心…無知による
現代的無関心…無力感による
4◆行政国家化現象
委任立法の増加、行政府の自由裁量の拡大、許認可行政等の現象は、官僚支配を強化させ、官僚の特殊法人や関連企業への天下りや不正行為を引き起こした。行政に対する民主的コントロールの必要性が高まっている。
官僚制の弊害を指摘したのはマックス・ウェーバー
政界・財界・官界の鉄のトライアングルの癒着関係が行政腐敗の原因
官吏(公務員)の任用制は、近代まではコネで採用する情実主義を基本とする猟官制(スポイルズ・システム)であったが、現代は能力により登用する成績主義を基本とする官僚制(メリット・システム)に変化
公務員は、憲法上「全体の奉仕者」(憲15Ⅰ)であり、法令に従って勤務し、政治的中立が要求される(99年、国家公務員倫理法が制定され、5000円以上の接待や贈物を受けることを禁止)
国家公務員の人事の公平を図り、政治的中立性を確保するために、独立行政委員会として人事院が設置された
5◆行政への民主的統制
現代行政の欠陥を是正するには、国家公務員法・地方公務員法、行政不服監査法や行政事件訴訟法等を活用して、不透明になりがちな行政指導や許認可についての法規制が必要である
→94 行政手続法施行
憲法上の行政監督機能の強化
各議院の国政調査権(憲62)
裁判所の違憲立法審査権(憲81)
1809年、スウェーデンにはじまるオンブズマン制度の導入
→自治体オンブズマンは川崎市が初
知る権利の制度的保障としての情報公開制度の導入
情報公開法(99)の非公開事由
→個人のプライバシー、企業秘密、外交・防衛情報、警察捜査・公安情報、行政内部情報、審議・検討情報
戦後アメリカから導入された独立行政委員会の活用による公正な行政
国家公安委員会…中立・公正な警察業務
中央労働委員会…労働争議の調停・仲裁等
公正取引委員会…独禁法を公正に運用
公安審査委員会…破壊活動防止法の運用を公正に審査
81-83年、第2臨調答申、その後、3次に及ぶ行革審の答申に基づく行政改革への努力
1994年の政治改革
(趣旨)政治資金の不健全な収支による政治腐敗を防止
→政治活動の公明と公正
→民主政治の健全な発達
94 強化改正
政治家個人への献金が腐敗を招くことから、その献金を禁止し、献金対象を3つに限定し*、金額も上限を規制した
*政党、政治資金団体、資金管理団体
資金管理団体への寄附は、個人からは年間150万円以内、企業・組合等の団体からは年間50万円以内であったが、後者は現在禁止された
↓
同法への違反者への罰則を強化し、罰金の他、最高5年間の公民権停止を規定した
↓
このように、政治献金を厳しく規制するかわりに、国が各政党に対して公費を援助する政党助成法*が新たに制定された
*国民1人あたり250円→総額は309億円にのぼる
政党の要件
政党助成法、政治資金規正法、公職選挙法(衆議院比例区に立候補できる政党)における「政党」の要件は、①国会議員が5人以上、or②前回の国政選挙の得票率が2%以上
東芝社長「ブルーレイ・ディスク参入、柔軟に対応」
東芝は、新世代DVD規格として「HD―DVD」方式を推進、ソニーやパナソニックなどのBDに対抗していた。だが米映画大手の十分な支 持が見込めないため昨春、HD―DVD事業から撤退。BDは手掛けないとしていたが、同録再機の市場が拡大してきたことで方針転換の検討に入ったとみられ る。
また西田氏は、東芝の主力製品であるNAND型フラッシュメモリーを組み込んだ記憶媒体「SDメモリーカード」の将来的な規格開発でもBD陣営との協力が重要になるとの考えを示した。伊藤忠、am/pm買収交渉へ ファミマと相乗効果期待
am/pmを巡ってはローソンへの売却が5月に破談になったのを受け、新たな売却先が焦点となっている。 伊藤忠は傘下のコンビニ3位ファミリーマートとの相乗効果を狙うとみられ、買収劇の第2幕が開く。 伊藤忠は近くam/pmの資産査定に入るとみられる。
買収にこぎつければファミマと合わせた店舗は約8500店と、2位のローソン(約8600店)と肩を並べる。
2009年6月23日火曜日
日本の政党政治―戦前と戦後
自由民権運動の発展
74 板垣退助ら、愛国公党(日本初の政党)を結成
74 「民撰議員設立の建白書」提出
自由民権運動の広がり
81 「国会開設の勅諭」
自由党(板垣退助)
→急進的改革、農村部を基盤
立憲改進党(大隈重信)
→穏健的な議会主義、都市部を基盤
大政翼賛会
昭和初期に入って5.15事件や2.26事件に見られるファシズムの台頭の結果、すべての民主化政党は解体され、大政翼賛会に統合された
◆戦後日本の政党
55年体制
55 自由党と日本民主党が保守合同→自由民主党(鳩山一郎)
右派・左派に分裂していた社会党も合同
↓
憲9をめぐって日米安保条約、自衛隊等のイデオロギー対立
↓
高度経済成長期になると、政治的争点の脱イデオロギー化が進行し、公明党や民社党等の中道勢力が台頭し、野党の多党化が顕著に
↓
89 参院通常選挙で保革逆転現象←リクルート事件、消費税導入
↓
佐川急便問題による自民党副総裁、金丸信の辞職→腐敗政治防止のための政治改革
↓
55年体制の終焉
93 宮沢喜一内閣不信任案可決→細川護煕内閣成立
↓
94 政界再編成
↓
96 日本社会党→社会民主党
民主党結成(鳩山由紀夫、菅直人ら)
紀伊國屋vsブックファースト@北千住
2009年6月丸善に代わって、ブックファーストが参入した。行ってみると、フロアはさほど広いというわけではないが、品揃えは(丸善と比較して)相当充実した。専門書もかなりあると思う。紀伊國屋と比較してもだ。ゆったりした陳列ではなく、棚を増やし、高くし、狭いスペースに大量に置いてある。
だが、まだオープンしたばかりなので客がかなり多く、レジでも20人くらいは並んでいたので、購入せず、結局、紀伊國屋に行った。紀伊國屋には客は驚くほど少なかった。
ルミネは駅と直結しておりアクセスがよいため、これでは紀伊國屋の売上は相当減ると思われる。
川口にあった書泉も専門書が置いてあったので重宝していたが、文教堂(キュポラ)や須原屋(アリオ)ができて、撤退した。はっきり言って文教堂や須原屋は品揃えはさほどよいとはいえないのだが、顧客の大多数は雑誌や一般書を購入するのだろう。専門書はあまり回転がよくないだろう。(とはいえ、書泉ができた後、岩淵書店も閉店してしまったのだが)
とにかく、紀伊國屋がどういう戦略に出るかだ。このままでは勝負にならない。
製造業派遣禁止の改正法案、野党3党が週内にも提出
民主、社民、国民新の野党3党は22日、製造業への派遣を3年以内に禁止する労働者派遣法改正案を週内にも衆院に提出する方針で合意した。一般派遣 については常用型に限定。仕事があるときだけ労働契約を結ぶ登録型派遣の実質的な禁止につながる見通しだ。
国会の会期末が迫る中、与党が多数を占める衆院 で審議未了、廃案となる可能性もある。 民主党の菅直人代表代行と社民党の福島瑞穂党首が同日、国会内で会談し、基本合意した。23日に国民新党を交えた3党で記者会見を開く。共産党にも共同提案を呼びかける方針だ。
2009年6月22日月曜日
最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術
1 F/S分析のための情報源
上場企業…EDINET、企業のウェブサイト、政府刊行物サービス・センター、書店
非上場企業…帝国DB、東京商工リサーチ等の信用調査会社
決算短信、決算説明資料、ウェブサイトの動画、質疑応答資料
ウェブサイトのプレスリリース(ニュースリリース)
新聞、ブログ、本、雑誌
アニュアルレポート
サービスを体験(DSを購入)
2 F/S分析の基礎
時系列分析と競合他社分析
目的を明確に、比較表、大きな数字を分解(ドリルダウン)
財務3表
3 時系列分析―NTTドコモ
4 競合他社分析―NTTドコモ、au、ソフトバンク
5 ケーススタディ
任天堂―日本一のキャッシュリッチ企業
ユニクロvsH&M
アーバンコーポレイション―黒字倒産
マンダムvs資生堂―集中戦略
パナソニック
サントリー
6 知的生産力を高める会計
ストーリー
伝わりやすいように構造化
レイアウト
余分な数字を削除
グラフを使って視覚的に
書いて捨てる
声に出して説明
委託販売制から責任販売制へ
高い返品率の背景にあるのが出版業界の慣行となっている「委託販売制」。書店は売れなかった本を返品する際、仕入れ値と同額で出版社に引き取ってもらえる。多様な本を店頭に並べられる利点があるが、出版社の負担は大きい。
開城工業団地
北朝鮮の金正日労働党総書記と 韓国・現代グループの故鄭夢憲会長が2000年8月に合意し、03年に着工、04年末に操業を開始した。現在100社以上が進出し、北朝鮮労働者約3万 9000人を月約75ドル(約7200円)の賃金で雇用。衣類や靴などが製造されている。
今月には、南北間の緊張が高まる中、現地従業員の安全が懸念され るとして、衣料品関係の1社が撤退した。(ソウル時事)
開城(ケソン)、金正日(キム・ジョンイル)、鄭夢憲(チョン・モンホン)(2009/06/21-16:46)
ラーメン二郎のポジション
ところが、いまはガッツリ系とか二郎インスパイアといったラーメンが非常に増えている。ビジネスとして二郎系は集客力があり、魅力的ということだろう。
以前は、「二郎は二郎であってラーメンではない」といわれたように、二郎の代替財は二郎でしかなかった。
おそらく、ラーメン二郎というものがコモディタイズしたということだと考えられる。これだけ二郎系が増えてしまえば、消費者も二郎が特別なものだという意識が以前ほどなくなるのだろう。ただし、店舗が増え、二郎がどこでも食べられるようになるとすれば、ニッチャーというポジションではなくなる。
兄弟構成と異性に対する嗜好
私の友人で、年上の女性に一切魅力を感じないという人がいるが、彼には3人の姉がいて末っ子だ。
これも構造主義か?
キャッシュ・フロー計算書
現金主義
↓継続企業、企業の実態をより適切に反映
発生主義(収益に関しては実現主義)
↓黒字倒産等、キャッシュの力も開示すべし
現金主義
発生主義が不要となったわけではないが、現金主義の考え方も必要になったということだ。いま、『資本論』がブームらしいが、それも同じことのように思える。
資本主義
↓矛盾
社会主義
↓ソ連等の崩壊
資本主義
↓サブプライム問題等
社会主義
「歴史は繰り返す」ということか。
2009年6月21日日曜日
日本語と英語―自動詞と他動詞
―冷蔵庫でビールが冷えてるよ
―冷蔵庫でビールが冷やされているよ(私によって)
―ごめん、借りてたXXX壊れちゃった
―ごめん、借りてたXXX壊しちゃった(私が)
カイロプラクティックというかマクロビオティックというか
最初の30分くらいで、食生活や、病気、怪我等のことを訊かれ、その後施術(?)が30分ほど。計1時間。最初の問診は初回のみ。最初は8000円。次回から5000円。当初の目的は肩こり解消だ。
食事は、穀類→野菜→魚→肉の順に多く採る
姿勢をよくする
砂糖(とくに白糖)は身体に悪い
甘いものが欲しいときはメープルシロップがよい(はちみつはだめ)
電子レンジはだめ
電気毛布、ホットカーペットも電磁波が身体に悪い
PCまわりに炭(とくに竹炭がベター)をおくとよい
私は顔色があまりよくなく、酸素不足が原因。たまに深呼吸をする
方向性としては施術で治すというのではなく、普段の食生活等で治すってこと。少し宗教チックなところもあったが、食生活や姿勢というのは至極まっとうな事をいっていると思う。話を聞いて参考になる部分はあるが、1ヶ月5000円かけて継続しようというインセンティブは弱い。もともと、「とりあえずやってみる」的なものだから1回やればまあよい。
施術のさい、先生がタンをはくのだが(「それは気になさらないでください」とはじめに言っていたが)、これは身体の毒を出すとか、そういうことなのだろうか?
日本の選挙制度
47-94(94年公職選挙法改正前)
中選挙区制…1選挙区3-5名を基本
94-(細川内閣での改正以後)
小選挙区・比例代表並立制
有権者は2票を投じ、小選挙区で300人(全国300ブロック)、比例代表制で200人であったが、2000年改正で定数は20人削減され、180となった(全国11ブロック)
→有権者は支持者と支持政党の2票を自署
◆参議院
比例(代表)区96名(全国1ブロック)
選挙区146名(都道府県単位)
合計242名
◆選挙の公正(公職選挙法)
5年後との国勢調査によって、選挙区有権者人口のアンバランスを更正
各種の選挙運動規制
趣旨…金権選挙の防止、選挙の公平の確保
署名運動の禁止
戸別訪問の禁止
事前運動の禁止
寄附行為の禁止
連座制
選挙の公営化(原資は供託金)
趣旨…選挙の公正・公平の確保
国または地方公共団体が選挙運動の費用を一部負担したり、その便宜を供与
選挙運動用のはがき・ビラ・ポスター、新聞広告、テレビやラジオでの政見放送、選挙公報の発行等を無料(公費)で行う
◆最近の公職選挙法改正
97改正
投票時間の延長
不在者投票の要件緩和
98改正
在外投票制度の導入(00開始)
01改正
地方選挙について電子投票制が可能に
国政選挙への導入は行われていない
04改正
不在者・期日前投票
2009年6月20日土曜日
インセンティブ規制
企業が経営効率化を図るインセンティブを与えるような価格規制
プライス・キャップ規制
価格の上昇率に上限(キャップ)を設ける価格規制
小売物価上昇率―X
ラチェット効果の問題
ヤードスティック規制
同業他社に比べて費用削減努力が足りないと考えられる企業の価格を低くするというペナルティを与えることにより、被規制企業間での費用削減競争を実現しようとする価格規制
*日本では、電力・ガス・大手私鉄・JR6社等で導入
共謀の問題
競争入札制
入札に応じた企業の中で最低の供給価格を提示した企業に一定期間の独占営業権を与える
品質低下の問題
談合の問題
2009年6月19日金曜日
自然独占分野の参入規制による非効率性
アバーチ・ジョンソン効果
必要以上に多くの事業資産を保有
X非効率性
参入規制によって、効率的な生産活動を行おうとするインセンティブが失われる
動態的非効率性
参入規制によって、技術革新を行おうとするインセンティブが弱められる
ソフトな予算制約の問題
経営破綻に陥ったとしても、公的資金の投入による救済が行われると予想されるため、経営を効率化しようとするインセンティブが失われ、コスト意識のない経営が行われる
◆政府の失敗
政府によるモニタリングの失敗
∵
①情報の問題
②接待・賄賂・天下り等を通じて、政府の人間が被規制企業・国営企業の側に取り込まれてしまう(とりこの理論(capture theory))
③新規参入阻止のため、役人に対する接待・賄賂・天下りの受け入れ(レント・シーキング活動)
↓
公正報酬率規制を廃止してインセンティブ規制を行うことが好ましいと考えられるようになった
タクシー業界への参入規制
↓
(趣旨)タクシー運転手の待遇改善
↓しかし
運賃値上げやサービス低下などを招けば利用者のタクシー離れに拍車がかかる可能性
2009年10月に施行予定
国交省は現在でも仙台など109の地域で新規参入や増車を制限しているが、法案成立でさらに幅広く規制をかけられるようになる
出所
エルピーダが公的資金申請へ
最大300億円の出資を受け入れる方向
産業再生法は政投銀(日本政策投資銀行)による公的資金の注入を可能とするもの
主力製品のDRAMは、供給過剰と需要減で価格が急落
2009年3月期は1788億円の最終損失
産業再生法はパイオニアも申請する方向
2009年6月18日木曜日
コンテスタブル市場理論
完全にコンテスタブルな市場
①需要条件・費用条件がまったく同じ
②参入企業が既存企業よりも低い価格を提示して参入した場合、消費者はすべて新規参入企業の顧客となる
③サンク・コストが存在しない
↓
参入障壁は完全に存在しない市場
完全にコンテスタブルな市場では、潜在的な参入企業の参入圧力の存在によって、独占企業であっても利潤を得ることはできない
◆現実的インプリケーション
完全にコンテスタブルな市場という概念は、経済理論上は非常に重要な概念であるが、現実にそのような市場は存在しないことに注意
2009年6月17日水曜日
公正報酬率規制とアバーチ・ジョンソン効果
費用逓減産業の場合、自然独占が発生すると考えられるため、独占を容認する理論的根拠がある
↓とはいえ
死加重を小さくするために価格を低く規制することが必要
↓
平均費用価格規制(死加重を最小化)
↓しかし
現実には情報上の制約によって、政府はその産業の需要曲線も、企業の平均費用曲線も正確に知ることはできない
↓では
実行可能な価格規制は?
◆公正報酬率規制
総収入=営業費用+減価償却費+公正報酬率×事業資産
公正報酬率規制は、事業資産が最適な水準であり、営業費用が完全に効率的な事業活動のもとで発生した費用水準であり、公正報酬率が資本の機会費用に等しい水準であれば、平均費用価格規制と同じ効果を持つ価格規制である。しかし、さまざまな理由により、現実には平均費用価格規制よりも高い価格水準となってしまうことが明らかになっている。
◆アバーチ・ジョンソン効果
公正報酬率規制下の被規制企業が、必要以上に多くの事業資産を保有することによって利益を増やそうとする現象
↓
アバーチ・ジョンソン効果が働く場合、被規制企業は最適な水準以上に事業資産を保有→総括原価が引き上げられる→価格は割高になる
↓しかし
電気、ガス、水道、電話、鉄道等のサービスは他の産業のインフラとしての機能を持っているので、早期の普及が他産業の育成・発展に対して貢献する可能性が大きい
↓また
独占権を付与した地域内においてすべての利用希望者にサービスの供給を義務付けるユニバーサル・サービス規制を課すことによって、経済全体のインフラの整備し、経済発展の基盤を作る効果もある
↓
WWⅡ後の日本では、ユニバーサル・サービス規制とともに公正報酬率が高めに設定されていたことによって、電気、ガス等のサービスの普及が促進され、経済の復興・成長に貢献したとかんがえることができる
ハーバード=シカゴ論争とアンチトラスト・レボルーション
50s-70s
ハーバード学派による厳格な反トラスト政策が執行
60s-70s
シカゴ学派による批判
①ベインの得た実証結果は一時的なものであり、長期的には産業利益率に収束化傾向がある(ブローゼン)
②効率性仮説:集中度の高い産業利益率が観察されるのは、共謀による(共謀仮説)ためではなく、効率性の高い企業が高利益率と高成長を実現した結果である(デムセッツ)
↓
シカゴ学派が影響力をもつようになる
◆アンチトラスト・レボルーション
ハーバード学派→シカゴ学派
経済的な非効率性を生み出すことが明らかな合併以外は、原則として合併を認める方向に政策転換→80s以降のアメリカでは多くの大型合併が実現
逆に、カルテルに対する罰金の引き上げ&刑事罰の適用が増加。情報通信、電力、航空、トラック輸送等の多くの産業で大規模な規制緩和が実現。
上記のような競争政策のパラダイム・シフトをアンチトラスト・レボルーションと呼ぶ。このような市場重視の経済政策は、90年代以降のアメリカ経済の発展の原動力となった。
古典的産業組織論とSCPパラダイム
19C後半アメリカ
独占化、巨大トラスト(企業連合)の形成
→価格のつり上げ→社会不満
90 シャーマン法*
14 クレイトン法*、連邦取引委員会法*
→独占のおそれのある合併を事前に規制
*この3つを反トラスト法と呼ぶ
◆古典的産業組織論
33 チェンバリン、『独占的競争の理論』
34 ロビンソン、『不完全競争の経済学』
不完全競争では、独占やトラストにより、価格上昇と経済厚生の減少が発生することが示される。クールノー・モデルやベルトラン・モデル等にも関心が。
51,56 ベイン
産業の集中度が高く、参入障壁が大きいほど高い産業利益率を実現していることが明らかになる→企業が共謀して価格引き上げを行っているからだと解釈された(共謀仮説)
◆SPCパラダイム
市場構造S→市場行動C→市場成果P
market structure,market conduct,market performance
SPCパラダイムに基づいて分析する立場を古典的産業組織論またはハーバード学派の産業組織論と呼ぶ
◆日本のケース
47 独禁法、公取委(執行機関)
50s-70s 市場メカニズムに対する信頼はきわめて低く、競争政策よりも産業の保護・育成を目的とする産業政策が重視された
産業組織論
古典的産業組織論とSCPパラダイム―ハーバード学派
ハーバード=シカゴ論争とアンチトラスト・レボルーション―シカゴ学派
新産業組織論、新実証的産業組織論、ポスト・シカゴ学派
◆基礎
完全競争と不完全競争
市場均衡と経済厚生
◆独占企業の価格設定
独占企業の価格設定と非効率性
価格差別
◆自然独占と規制
費用逓減産業と自然独占
公正報酬率規制とアバーチ・ジョンソン効果
自然独占分野の参入規制による非効率性
インセンティブ規制
◆参入の経済効果
参入の経済効果
コンテスタブル市場理論
参入規制の経済効果
独占的競争
◆ゲーム理論
◆寡占市場
◆カルテル
◆市場支配力、集中度、市場画定
市場支配力
集中度
市場範囲の画定方法
◆合併と企業結合規制
◆戦略的行動と市場の独占化
◆垂直的な統合と制限
2009年6月15日月曜日
倒産処理方法
◆企業の倒産処理方法
①清算型
私的整理
破産(破産法)
特別清算(会社法)
②再建型
私的整理
民事再生(民事再生法)
会社更生(会社更生法)
特定調停(特定調停法)
◆私的整理(任意整理)
上記のうち、法的手続きによらないものが私的整理(任意整理)である。すなわち、法的な手続によらず、債務者と債権者の話し合いで企業の債務を整理することになる。
メリットとしては、円滑に進めば、法的措置より時間も費用も節約できる。デメリットとしては、法的拘束力がない(裁判所が関与しない)ため、透明性・公平性の確保が難しく、債権者の合意をとりつけることに相当の労力と時間を要する。
2009年6月13日土曜日
ウィーン体制とその崩壊
オーストリア外相メッテルニヒが主導
正統主義(フランス外相タレーラン)&勢力均衡
ウィーン議定書(1815)
ドイツ連邦成立(盟主はオーストリア)
フランス&スペインでブルボン朝復活
オランダ、南ネーデルラント獲得
オーストリア、ロンバルディア獲得
ポーランド立憲王国成立
イギリス、ケープ植民地・セイロン島正式領有
◆ウィーン体制の補強
神聖同盟(1815)…アレクサンドル1世の提唱
四国同盟→五国同盟…英露墺普仏
◆ウィーン体制の動揺
◎各地で自由主義、ナショナリズムの動向が見られたが、その多くは弾圧された
ブルシェンシャフトの結成(ドイツ、1815)
カルボナリがイタリア各地で革命運動を展開
スペイン立憲革命(1820)
デカブリストの乱(ロシア、1825)
ギリシア独立戦争(1821-29)
ラテン・アメリカ諸国の独立…メッテルニヒは弾圧しようとしたが、海外市場の拡大を狙うイギリス(外相カニング)は独立を支持
景品表示法
◆趣旨(1)
過大な景品類の提供と商品・役務に対する不当表示を防止
→一般消費者利益の保護
◆過大な景品類の提供(3)
公取委は、不当な顧客の誘引を防止するため必要があると認める場合は、景品類の最高額や総額などを規制し、その景品類の提供を禁止することができる(3)
一般懸賞…商品の購入者を対象
共同懸賞…多数の人が集まって企画(ex.商店街の歳末大売出し等の懸賞)
総付景品…商品の購入者等にもれなく提供
公正競争規約(12)
自主規制ルール
◆不当表示(4)
消費者に誤認されることによって、不当に顧客を誘引し、公正な取引を阻害するおそれがある場合に、不当表示を規制
優良誤認表示…品質・規格等について著しく優良であると一般消費者に誤認
有利誤認表示…価格・取引条件等について著しく優良であると一般消費者に誤認
その他の誤認表示
◆排除命令(6)
景品表示法の違法行為を行ったものについて、公取委が排除命令
主なプラスチックの特性と用途-合成樹脂の分類
熱可塑性は、チョコレートやバターを、熱硬化性は、たまごやクッキーをイメージするとよい。
◆熱可塑性樹脂
◇汎用プラスチック
PE(ポリエチレン)
EVAC(EVA樹脂)
PP(ポリプロピレン)
PVC(塩ビ、塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル)
PS(ポリスチレン、スチロール樹脂)
SAN(AS樹脂)
ABS(ABS樹脂)
PET(PET樹脂、ポリエチレンテフタレート)
PMMA(メタクリル樹脂、アクリル樹脂)
PVAL(ポリビニルアルコール)
PVDC(塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニリデン)
◇エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
PC(ポリカーボネート)
PA(ポリアミド、ナイロン)
POM(アセタール樹脂、ポリアセタール)
PBT(PBT樹脂、ポリブチレンテレフタレート)
PTFE(フッ素樹脂)
◆熱硬化性樹脂
PF(フェノール樹脂)
MF(メラミン樹脂)
UF(ユリア樹脂)
PUR(ポリウレタン)
EP(エポキシ樹脂)
UP(不飽和ポリエステル樹脂)
参考 0からわかるプラスチック
本へのマーキング
本にマークするのは、再読したときの効率化のためだ。だから、再読する気がないものについてはマークする必要がない。とはいえ、読んでいる途中で、再読する/しないの判断が変わる可能性もあるし、再読するつもりがなかったが、後で読み返したくなることもあるから、これは絶対的な基準ではない。また、1回目にマークしておき、2回目にマークを中心に読んだ場合、1回目の読書時に読み落とされたテクストは2回目も読み落とされる可能性がある。
本にはいろいろな分類方法があるが、1つには、幹となる本と、枝葉の本がある。前者は、体系を示し、頭の中に棚を構築するためのものだから、理解し、記憶する必要がある。これは、何度も読みレファレンスするものだから、マークしておくのがよい。後者は、個々の論点に言及したものであり、何度も読み直すものではない。これらは、自分の興味、専門分野によっても変わる。
例えば、経済学について学ぶとする。幹となるべき本は、なるべくスタンダードなものがよい。労働市場の論点は、経済学の一分野に過ぎないから、最初は枝葉の論点といえるが、だんだんと労働市場に興味がでてくれば、それが新たな幹となる可能性がある。知が広がっていくのはそういうことじゃないだろうか?
2009年6月12日金曜日
ミュンヒハウゼンのトリレンマ―確実な根拠は得られない?
② どこかで根拠を求めず1の連鎖を止めるとすると、根拠がないので確実ではなくなる。
③ A←B←C←D・・・・・・のどこかでAに戻るとすれば、循環論法になり、無効である。
ミュンヒハウゼンのトリレンマは、ドイツの哲学者、ハンス・アルバートがとなえた、知識・論理等の確実な根拠が得られることはないという懸念を提起する問題であり、ミュンヒハウゼン男爵のエピソード(自分の髪を引っ張って底なし沼から脱出した)にちなんでこうよばれる。
この問題は、古代ギリシア時代から数学者や哲学者の間でよく知られていたものであり、最初に指摘したのはアグリッパである。
数学の公理もこれだ。
哲学史
タレス、ピタゴラス
ヘラクレイトス、パルメニデス、ゼノン
エンペドクレス、アナクサゴラス、デモクリトス
ソフィストとソクラテス
プラトン
アリストテレス
ストア派
エピクロス
懐疑主義、新プラトン主義、その他
◆中世哲学
アウグスティヌス
トマス・アクィナス
ドゥンス・スコトゥス
オッカム
◆近代哲学
デカルト
スピノザ、ライプニッツ
ロック、バークリー、ヒューム
ホッブズ、ロック、ルソー
カント
(ドイツ観念論)
フィヒテ、シェリング
ヘーゲル
ニーチェ
フロイト、マルクス
キルケゴール、ベルクソン、ディルタイ、ジンメル
◆現代哲学
(現象学)
フッサール
ハイデガー
サルトル、メルロ=ポンティ
ウィトゲンシュタイン
ソシュール、フレーゲ、ラッセル、ホワイトヘッド
(構造主義)
レヴィ=ストロース、ラカン、バルト、アルチュセール
(ポスト構造主義)
フーコー、ドゥルーズ、デリダ
(ドイツ)
アーレント、アドルノ、ホルクハイマー、ハーバーマス
(アメリカ)
ロールズ、ノージック、マッキンタイア
2009年6月11日木曜日
論理的であることと理屈っぽいこと-出刃包丁とペーパーナイフ
手段が目的化してしまってはならない。ときどき、「そもそもどうしたいんだ?」という素朴な疑問に帰ることは大事だ。
2009年6月10日水曜日
独占禁止法
公正かつ自由な競争を促進することによって、一般消費者の利益と国民経済の民主的な発達をはかる(1)
◆行為規制
私的独占及び不当な取引制限
→公取委は、違反する行為を排除するために必要な措置(ex.行為の差し止め、事業の一部の譲渡)
不公正な取引方法
→公取委は、違反する行為を排除するために必要な措置(ex.契約条項の削除)
◆私的独占
他の事業者の事業活動を排除・支配することで、競争を実質的に制限(2Ⅴ)
◆不当な取引制限
他の事業者と共同して価格・数量等について協定を結び、競争を実質的に制限(2Ⅵ)
カルテルと入札談合がある
◆不公正な取引方法
◆適用除外
形式上、違反のようであるが独禁法違反とならない行為(21-23)
①知的財産権の正当な権利行使とみられる行為
②中小企業等協同組合等の組合の行為
③著作物等の再販売価格維持行為
株式
株式を表象する有価証券
株券の発行は任意
株券を発行する旨の定款の定めがある株式会社を株券発行会社という(117Ⅵ)
社債株式等振替法により、上場会社の株券は廃止され、株式振替制度に移行
◆募集
◆種類株式
◆自己株式
◆株式併合・株式分割・株式無償割当て
◆単元株制度
定款の定め
1単元は1000株を超えてはならない(会社法施行規則34)
単元株式の増加→株主総会の特別決議
単元株式の減少or廃止→取締役(取締役会設置会社では取締役会)
単元未満株主は、株式買取請求権*を有する(192)
*株式買取請求権…株式は原則として払い戻しは認められていないが、株主に不利益が生じる一定の場合に、例外的に払い戻しが認められる
アテネ民主制の発展-ポリスの衰退
◆ドラコンの立法(BC621)
◆ソロンの改革(BC594)
債務帳消し、市民の債務奴隷化防止
財産に応じて参政権と兵役義務を課す
◆ペイシストラトスの僭主制(BC561)
◆クレイステネスの改革(BC508)
部族制を地区別に改変→貴族の基盤を崩す
陶片追放(オストラシズム)を導入
◆ペルシア戦争(BC500-449)
イオニア植民地の対ペルシア反乱(BC500)
マラトンの戦いでアテネ勝利(BC490)
サラミスの海戦でギリシア勝利(BC480)
プラタイアの戦いでギリシア勝利(BC479)
デロス同盟(対ペルシア軍事同盟、BC477頃)→実質的にはアテネが同盟を支配
◆ペリクレス時代(BC443-429)
サラミスの海戦で無産市民活躍→発言力向上
アテネ民主制の全盛期
◆ペロポネソス戦争(BC431-404)
デロス同盟vsスパルタ中心のペロポネソス同盟
戦争中、アテネはデマゴーゴスによる衆愚政治に陥る→ペロポネソス同盟側が勝利
◆レウクトラの戦い(BC371)
テーベ軍がスパルタを破り、一時覇権を握る
◆カイロネイアの戦い(BC338)
マケドニアのフィリッポス2世がギリシア制圧
◎ポリス衰退の背景
ポリス間の抗争の長期化
抗争の中で市民が没落
→市民軍に代えて傭兵制を採用
→市民皆兵を原則とするポリス社会が変質
事業の開始等
◆法人の分類
公法人:国や法人格をもった公共団体
私法人:公法人以外の法人
営利法人:営利を目的とした法人 ex.会社
公益法人:宗教・慈善・学術等の公益を目的とした法人
社団法人:団体に権利能力
財団法人:財産に権利能力
中間法人:
◆商号
会社→商号の登記は強制、商号は1個(商号単一の原則)
個人事業者→商号の登記は任意、複数の商号も可
商号貸し(名板貸し)
事故の商号や指名を他社が使用することを許したものは、その他者を信頼して取引をした相手方に対して、連帯して債務を弁済する責任を負う(9)
不正目的による商号使用の禁止
事故の商号と誤認されるおそれのある商号を他人に使用されることによって営業上の利益を侵害された者・侵害されるおそれのある者は、その他人に対しその商号の使用の差し止めを請求できる(8)。登記が禁止される商号は、同一住所・同一名称の商号のみ(商業登記法27)。
2009年6月9日火曜日
証券市場
◇東京証券取引所(東証)
上場審査基準には形式基準と実質基準がある
形式基準(形式要件)
上場申請を受けるかどうか審査するための最低基準
株式数、株主数、事業継続年数、時価総額 等
*第一部、第二部によって異なる(第一部の方が厳しい)
実質基準(適格要件)
企業の継続性・収益性
企業経営の健全性
コーポレート・ガバナンス
企業内容等の開示の適正性 等
◇ジャスダック証券取引所
上場審査基準と適時開示規制がある
上場審査基準
時価総額、利益、純資産、株主数 等
適時開示規制
◆新興市場
ベンチャー企業がいきなり東証一部や二部に上場することは、審査基準から見ても難しい。しかし、99年に東証マザーズが開設され、ベンチャー企業にとっての株式上場の場が広がっている。なお、ジャスダックと、ヘラクレスは統合が計画されている。
◇マザーズ
東京証券取引所が新興企業育成のために創設
market of the high-growth and emerging stocks
成長性、流動性、迅速性、透明性
◇ヘラクレス
大阪証券取引所に開設
スタンダード…質的にすぐれた高成長企業を対象
グロース…事業規模は小さいが潜在的成長性に富んだ新興企業を対象
株式上場(株式公開)
プライベート・カンパニー→パブリック・カンパニー
IPO(initial public offering)ともいう
◆メリット
資金調達能力の向上
知名度・信用力の向上
人材確保、士気向上
社内管理体制の強化
M&A能力の向上
株式の流通性の増大、創業者利潤の実現
◆留意点
ディスクロージャの必要性
経営権剥奪のリスク
社会的責任の増大
◆資本政策
上場までに、誰にどのような方法で新株発行や株式の移動等を行うかに関する計画
安定株主の確保
資金調達
創業者利潤の確保
事業承継対策
役員・従業員へのインセンティブ
公開にあっての株式数・株価の形成
2009年6月7日日曜日
20Cのヨーロッパ文化
ロマン・ロラン(仏)『ジャン・クリストフ』
反戦、反ファシズム運動にも参加
アンドレ・ジイド(仏)『狭き門』
サルトル(仏)
実存主義文学を創始
トーマス・マン(独)『魔の山』
ナチスの迫害で亡命
ヘッセ(独)『車輪の下』
ナチスの迫害で亡命
ジョージ・オーウェル(英)『カタロニア賛歌』『1984年』
スペイン内戦に義勇軍として参加
ミッチェル(米)『風と共に去りぬ』
南北戦争期のアメリカ南部を描く
スタインベック(米)『怒りの葡萄』
大恐慌期の農民を描く
パールバック(米)『大地』
清末期の農民の姿を描く
ゴーリキー(露)『どん底』
ショーロホフ(露)『静かなるドン』
ソルジェニーツィン(ソ)『イワン・デニーソヴィッチの1日』
ソ連によってシベリア流刑
ダゴール(印)『ギータンジャリ』
アジア初のノーベル文学賞
◆絵画
キュヴィズム(立体派)
ピカソ(西)「ゲルニカ」
スペイン内戦におけるドイツの無差別攻撃
ブラック(仏)
フォーヴィズム(野獣派)
マティス(仏)、ルオー(仏)、ブラック(仏)
シュルレアリスム(超現実主義)
ダリ
同族会社、特定同族会社
①行為計算の否認
②役員および使用人兼務役員の範囲
③特定同族会社の特別税率
④特殊支配同族会社の役員給与
◆趣旨
同族会社においては、合法的ではあるが経済的合理性のない取引を行って、法人税の負担を不当に軽減するようなことがある。そこで、同族会社については、一般に上場会社や個人事業者との課税の公平を図るため、同族会社の特別規定が設けられている。
物権総論
一定のものを直接的、排他的に支配できる権利
直接的…権利の内容を実現するのに他人の行為を必要としない
排他的…1つの物の上に同じ内容の物権は存在しえない(一物一権主義)
◆物権と債権
物権→物に対する権利
債権→人に対する権利
◆物権の客体
◆物の種類
特定物と不特定物
当事者が取引対象である物の個性に注目した場合を特定物、そうでない場合を不特定物という
動産と不動産
不動産とは、土地およびその定着物、動産とは、不動産以外のものをいう
商品券、乗車券といった無記名債権は、物ではないが動産とみなされる
◆物権法定主義
物権は民法その他の法律で認められたもの以外、当事者間で創設することはできない
内閣総理大臣の権能と国務大臣の権能
国務大臣の任免
行政各部の指揮監督
議案を国会に提出
一般国務及び外交関係について国会に報告
国務大臣の訴追に対する同意
法律及び政令に署名または連署
議案について発言のために議院に出席
◆国務大臣の権能
主任の大臣として行政事務を分担・管理
法律及び政令に署名
議院出席・発言
閣議開催要求
紀元前(南・東アジア)
1500 アーリア人、インド侵入
1027 周の成立
770 春秋時代始まる
403 戦国時代始まる
317 マウリヤ朝の成立
268 アショーカ王の即位
221 秦の始皇帝、中国統一
202 前漢の成立
154 呉楚七国の乱
141 前漢武帝の即位
古代オリエント、地中海世界
7000 農耕、牧畜の開始
3000 シュメール人の都市国家
1792 ハムラビ王の即位
1372 アメンホテプ4世の即位
922 ヘブライ王国の分裂
625 新バビロニアの成立
612 アッシリアの滅亡
594 ソロンの改革
586 バビロン捕囚
525 アケメネス朝、全オリエントを再統一
508 クレイステネスの改革
500 ペルシア戦争
490 マラトンの戦い
450 十二表法の制定
443 ペリクレス時代
431 ペロポネソス戦争
367 リキニウス・セクスティウス法の制定
334 アレクサンドロスの東征
330 アケメネス朝の滅亡
264 ポエニ戦争
248 パルティアの建国
133 グラックス兄弟の改革
73 スパルタクスの反乱
60 第1回三頭政治
31 アクティウムの海戦
27 帝政ローマの開始
AD
96 五賢帝時代始まる
235 軍人皇帝時代始まる
313 ミラノ勅令
325 ニケーア公会議
330 コンスタンティノープル遷都
375 ゲルマン人の大移動
392 キリスト教の国教化
395 ローマ帝国、東西に分裂
431 エフェソス公会議
476 西ローマ帝国の滅亡
類似と比喩―物事の本質
哲学においては、大きくかけ離れているものの中にさえ類似を見てとるのが、物事を的確につかむ人の本領である―アリストテレス、『弁論術』
最も重要なのは、比喩を作る才能をもつことである。これだけは他人から学ぶことができないものであり、生来の能力を示すしるしに他ならない。なぜなら、すぐれた比喩をつくることは、類似を見てとることだからである―アリストテレス、『詩学』本質をつかむには、まったく関係がないと思われるものについて、どこか似ているところ(類似)はないだろうか、と考えることが大事だ。
明治時代(68-12)
68 五箇条の誓文
71 廃藩置県→中央集権体制の確立
73 地租改正条例…安定した政府財源を確保
74 民撰議員設立建白書→自由民権運動
77 西南戦争→士族の反乱終結
81 国会開設の勅諭
85 内閣制度
89 大日本帝国憲法発布
94 日清戦争
04 日露戦争
10 韓国併合
11 関税自主権の完全回復
1901-WWⅡ
02 日英同盟
04 日露戦争
→05 ポーツマス条約
05 ベンガル分割令
イラン立憲革命
血の日曜日事件
科挙の廃止
中国同盟会結成
第1次モロッコ事件
第2次日韓協約
06 イギリス、労働党の成立
08 青年トルコ革命
オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ併合
10 韓国併合
11 辛亥革命
12 中華民国の成立
14 WWⅠ
15 フセイン=マクマホン書簡
二十一カ条の要求
17 バルフォア宣言
ロシア革命
18 ウィルソンの十四カ条
19 ヴェルサイユ条約
20 国際連盟の発足
セーヴル条約
21 ワシントン会議
22 ソ連の成立
アイルランド自由国の成立
→37 エールに改称→49 アイルランド共和国の成立
23 トルコ共和国の成立
24 イタリア、フィウメ併合
ドーズ案の成立
移民法の制定
モンゴル人民共和国の成立
イギリス、最初の労働党政権(マクドナルド)
第1次国共合作
→37 第2次国共合作
25 パフレヴィー朝の成立
ロカルノ条約
26 北伐の開始
27 南京国民政府の樹立
上海クーデタ
28 張作霖爆殺事件
不戦条約(ケロッグ=ブリアン協定)
29 世界恐慌
30 第1回英印円卓会議
31 ウェストミンスター憲章
柳条湖事件
→37 盧溝橋事件
33 ナチス、政権掌握
国会議事堂放火事件
34 長征の開始
35 ドイツ、ザール地方併合
36 西安事件
人民戦線内閣の成立(スペイン、フランス)
ラインラント進駐
スペイン内戦
38 ミュンヘン会談
39 WWⅡ
ドイツ、ポーランド侵攻
ソ連、フィンランド侵攻
41 独ソ戦始まる
←39 独ソ不可侵条約
42 ミッドウェー海戦
44 ノルマンディー上陸
2009年6月6日土曜日
イノベーションの普及
経済倫理=あなたは、なに主義?
大正時代(12-26)
第一次護憲運動
14 シーメンス事件
WWⅠ(-18)
15 二十一カ条の要求
16 吉野作造、民本主義を説く
17 石井=ランシング協定
18 米騒動
大学令
19 ヴェルサイユ条約(パリ講和会議)
20 新婦人協会結成
戦後恐慌
21 ワシントン会議
22 日本農民組合結成
日本共産党結成
23 関東大震災
24 第二次護憲運動
25 ラジオ放送開始
治安維持法、普通選挙法
19Cのフランス
ルイ18世即位
シャルル10世の反動政策→国民の不満増大→不満をそらすためにアルジェリア出兵(1830)
◆七月革命(1830)
オルレアン家のルイ・フィリップ即位(七月王政)
◎七月革命の影響
ベルギーがオランダから独立(1830)
イタリア、カルボナリが蜂起→失敗(1830)
ポーランド反乱→ロシアが鎮圧(1830-31)
*七月王政下で産業革命が進展→中小資本家・労働者階級台頭→選挙権を要求→改革宴会
◆二月革命(1848)
ルイ・フィリップ亡命→第二共和制成立
臨時政府に社会主義者ルイ・ブラン入閣→国内作業場設置→小農民らの反感
四月総選挙(男性普通選挙)→社会主義者惨敗→国立作業場閉鎖→労働者による六月暴動
年末の大統領選挙でルイ・ナポレオンが当選
◎二月革命の影響
ドイツ、オーストリアでの三月革命→メッテルニヒ亡命、フランクフルト国民議会、ベーメンやハンガリーで民族運動勃発
イギリスでチャーティスト運動高揚
◆第二帝政(ルイ・ナポレオンの皇帝即位、1852)
人気維持のため、積極的な対外政策を展開
*クリミア戦争、アロー戦争、インドシナ出兵、イタリア統一戦争、メキシコ出兵→失敗
プロイセン=フランス戦争中、スダンで降伏
◆第三共和制の成立(1870)
ティエール中心の臨時政府、ドイツとの講和を推進→反発した市民がパリ・コミューン結成(1871)→ドイツとの講和でアルザス=ロレーヌ割譲
対ドイツ復讐熱、小党分立の不安定な政治→ブーランジェ事件、ドレフュス事件