電気自動車(EV) が7月に相次いで発売される。これを受け、大手スーパーやガソリンスタンドなどにも充電器を設置する動きが広がってきた。環境負荷が小さいEVをめぐって は、1回の充電で走行できる距離が短いため、充電スタンドをきめ細かく配置する必要があり、充電拠点の増設を進める計画だ。また、充電器の設置場所を知ら せるサービスを検討する企業も出ており、EV登場に伴って関連ビジネスも加速しそうだ。
EVは二酸化炭素(CO2)を排出しない次世代エコカーとして期待が高まっているが、走行距離の短さが普及のネックとされている。充電1回あたりの走行距離は、三菱自動車が7月から法人向けに発売するEV「アイ・ミーブ」が160キロで、日産自動車が来秋投入予定のEVもほぼ同じになる。法人向けに7月に売り出す富士重工業の「プラグイン ステラ」では90キロにとどまる。
このため、EVの利用者はこまめな充電が必要となるが、急速充電器は首都圏で首都高速道路などの40カ所、首都圏以外では約20カ所に過ぎず、充電インフラの整備が急務だ。
このため、大手スーパーやコンビニに充電器を設置する動きが出ている。
2009年6月28日日曜日
EV発売で充電器設置が相次ぐ、スーパー、コンビニにも広がる
EV発売で充電器設置が相次ぐ、スーパー、コンビニにも広がる
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