◆反トラスト法の成立
19C後半アメリカ
独占化、巨大トラスト(企業連合)の形成
→価格のつり上げ→社会不満
90 シャーマン法*
14 クレイトン法*、連邦取引委員会法*
→独占のおそれのある合併を事前に規制
*この3つを反トラスト法と呼ぶ
◆古典的産業組織論
33 チェンバリン、『独占的競争の理論』
34 ロビンソン、『不完全競争の経済学』
不完全競争では、独占やトラストにより、価格上昇と経済厚生の減少が発生することが示される。クールノー・モデルやベルトラン・モデル等にも関心が。
51,56 ベイン
産業の集中度が高く、参入障壁が大きいほど高い産業利益率を実現していることが明らかになる→企業が共謀して価格引き上げを行っているからだと解釈された(共謀仮説)
◆SPCパラダイム
市場構造S→市場行動C→市場成果P
market structure,market conduct,market performance
SPCパラダイムに基づいて分析する立場を古典的産業組織論またはハーバード学派の産業組織論と呼ぶ
◆日本のケース
47 独禁法、公取委(執行機関)
50s-70s 市場メカニズムに対する信頼はきわめて低く、競争政策よりも産業の保護・育成を目的とする産業政策が重視された
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