新生銀行とあおぞら銀行が2010年中にも合併することで基本合意したことが25日分かった。7月初めにも正式発表する見込み。大株主である米投資 ファンドの合意を得ており、合併比率は1対1とする方向で調整している。2行は合わせて4000億円の公的資金の注入を受けているが、金融当局も合併を後 押ししている。両行は5月までに経営統合で大筋合意し、統合の具体的な形態などを巡って詰めの協議を続けていた。当初は共同持ち株会社をつくり、両行 が傘下に入ったうえで合併する2段階の手続きを検討してきたが、経営統合効果を早急に引き出すために当初から合併することに切り替えたもようだ。
焦点の一つだった統合比率は基本的に対等合併とする見込み。新生銀は米JCフラワーズが発行済み株式の33%、あおぞら銀は米サーベラスが議決権ベースで50%強を握る筆頭株主で、両株主を交えて最終調整を進めている。
2009年6月25日木曜日
新生銀・あおぞら銀、10年合併で基本合意 比率「1対1」軸に
新生銀・あおぞら銀、10年合併で基本合意 比率「1対1」軸に
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