北千住には、紀伊國屋(丸井)と丸善(ルミネ)の2つの書店があったが、私は紀伊国屋にいくことが多かった。品揃えが若干よかったからだ。
2009年6月丸善に代わって、ブックファーストが参入した。行ってみると、フロアはさほど広いというわけではないが、品揃えは(丸善と比較して)相当充実した。専門書もかなりあると思う。紀伊國屋と比較してもだ。ゆったりした陳列ではなく、棚を増やし、高くし、狭いスペースに大量に置いてある。
だが、まだオープンしたばかりなので客がかなり多く、レジでも20人くらいは並んでいたので、購入せず、結局、紀伊國屋に行った。紀伊國屋には客は驚くほど少なかった。
ルミネは駅と直結しておりアクセスがよいため、これでは紀伊國屋の売上は相当減ると思われる。
川口にあった書泉も専門書が置いてあったので重宝していたが、文教堂(キュポラ)や須原屋(アリオ)ができて、撤退した。はっきり言って文教堂や須原屋は品揃えはさほどよいとはいえないのだが、顧客の大多数は雑誌や一般書を購入するのだろう。専門書はあまり回転がよくないだろう。(とはいえ、書泉ができた後、岩淵書店も閉店してしまったのだが)
とにかく、紀伊國屋がどういう戦略に出るかだ。このままでは勝負にならない。
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