ここで考え方を整理するため、「説教型の対応」と「同意型の対応」、そして「アクティブリスニング」について比較してみましょう。
たとえば部下が、グチをこぼしたとします。
「どうしてあの新人は、1度教えたことを理解できないんだ!」
これに対して、「おまえ何を言っているんだ、新人なんだから大目に見ろよ。おまえだって五十歩百歩じゃないか」―説教型の対応
「いまの新人は頭が固いんだよ、分かる分かる」―同意型の対応
「新人に何度も同じことが聞かれるのが不満なので、一度で理解してもらいたいんだね」―アクティブリスニング(共感的な理解)
「そうなんですよ。いや、僕だって教育ですから、気を長くしないきゃいけないとは思っているんですけど、忙しいとこちらも余裕がなくて…つい興奮するんですよね」このときに、彼なりの反省が生まれますし、気づきが起こるのです。これがアクティブティリスニングの大きな効果の1つと言えます。
2009年6月25日木曜日
同意型とアクティブ・リスニング
部下の話は「過剰」に入り込まず、「能動的」に聴け!
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