2009年6月29日月曜日

「人見知り」「付き合いベタ」を解消する方法

「人見知り」「付き合いベタ」を解消する方法

(1) とにかくたくさんの友だちを作る努力をする。
(2) 親友をひとりだけ作る。
(3) 友だちができなくとも、気にしないようにする。


付き合いベタを脱出するカギは、ひとりの親友にあり

 私たち人間は、わりと単純なところがあって、ひとりでも、心から信頼できる友だちができれば、それで自信がつくのである。だから、(2)が正解である。かりに世界中が敵にまわっても、味方になってくれる友だちがひとりでもいれば、私たちは安心していられるのだ。

 人付き合いが苦手な人は、えてして、「たくさんの友だち」を作ろうとしすぎて、手を広げすぎるのである。そのため、個々の人との付き合いが相対的 に「薄く」なってしまい、なかなか深い付き合いができないのだ。そのため、いつまで経っても、人付き合いに自信が持てないのである。

 人脈を広げようとせず、「俺には、ひとりでも信頼できる友だちがいれば十分だ」と開き直ってしまったほうがいい。なぜなら、ある特定の人物とじっくり付き合うようにしたほうが、表面的な付き合いを増やすよりも、会話がうまくなるし、相手の気持ちの配慮などもできるようになるからである。

 私は、100人に出会ったら、そのうちの99人からは嫌われてもいいと思っているヘタに好かれようとすると、ビクビクしながら相手の顔色ばかりをうかがうことになってしまって、自分の言いたいことが言えなくなるからである。

 その点、たったひとりでもいいから、深く付き合えるビジネス・パートナーを探せばいいやと思っていれば、自分のホンネや感情を素直に出すことがで きる。言いたいことは、堂々と主張できる。しかもまた、そうやって、あけっぴろげでいたほうが、結果として人間関係はうまくいくものなのである。私とお付 き合いのある出版社の編集者たちは、みなそういう人たちばかりだ。人脈というのは、そういうものでなければ、いざというとき役に立たない

 仕事がうまくいっている人たちの共通点としては、「人脈が広い」というよりは、むしろ「人脈が深い」のではないかと私は思っている。知り合いが500人いるとか、1000人いるというより、心から信頼できるパートナーがひとりいたほうが、どれほど心強いかわからない。

 また、会話の訓練をするときにも、なるべく2人きりで会うのが望ましい。

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