2009年8月30日日曜日

他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う!

1
「やります」と言い切る。決断する人は信用される。言葉は意識を変える。エクリチュール。具体的、時間差でほめる/交渉の前にはシナリオを最低2つ以上つくる。NOの場合は数本必要。相手の立場に立つ/カルカッタにて、「いい所だねえ!」 あえてコンプレックスにふれる。自分を分かってくれる人に、人は心を開く/相手の立場に立って話す。そうすれば心をつかむことは難しいことではない/ややこしい話を、短く、簡潔に。ノイズは除去してしまえ/前向きな言葉、ポジティブな言葉を使う/当たり前のことをやる―そこで差がつく/相手のことを思ってしかれば、部下は分かってくれる。怒ると叱るは(まったく)違うよ。怒るのは自分のため、叱るのは相手のため

2 
仕事に関係する本を読む/人は成功談より、失敗談に共感する/「挫折をチャンスに変える」を習慣にする/未来に向けた話題は期待感を抱かせる/いくつになっても勉強する/「あの本、面白かったよ」とすすめられたら、次に会うときまでに読んでおく/雑談力。トピック+自分の考え・感想/コミュニケーション=情報、意思、感情/依頼上手、餅は餅屋/意外性を演出。鉄子?/伝える相手を想定しながらインプット。アウトプットありきのインプット

3
話し上手であってもおしゃべりではない/コップは空にしないと、新しい水は入らない。クレーム対応者はまず吐き出させる/訊くことは情報を得ることでもある。それで相手がかなり理解できる。関心のないことには、普通、言及しないからだ。相手の「関心」に関心を持て/目を見て、いや、「顔全体」を見て訊く。アジア人は目を見る、欧米人は顔を見る。だからアジア人は感情を読むのが苦手だ。絵文字だってそうだ。「:)」「(^^」/行動に結びつかない限り、聴いたことにはならない。聞いただけだ。返事だけならサルでもできる。問題解決をしてこそ/アドバイスにはきちんとリアクションする。アドバイスはされたほうより、したほうがよく覚えている。人を動かすのはスキルではなく行動だ/繰り返し、要約、言い換え/相槌では自分の意見は挟まない/yes butタイプとno butタイプ。質問の仕方を変える/話はタテ掘り下げるか、ヨコに広げる/「相手が話したがるテーマ」に水を向ける。察知せよ。なぜ、あの人の前では話しすぎてしまうのか?/自分の話は「訊かれたら話す」くらいでちょうどよい/「それで?」「ほかには?」―こんな言葉を返していないか?/指示する前に意見を言わせる/上司こそ部下に報告する/部下に手柄をゆずる。ほめるほうが部下は育つ。分からないフリをする。器量。ネガティブなことをいわない

4
よくない話し方。①単刀直入、②遠まわし、③バラバラ。話す順番に気をつければOK/叱るのは人格ではなく行為/ほめるのは、人格、能力、行為/結論→理由→所感・具申/基本を人の10倍やれば、10人に1人になる。特別な能力じゃない/理由は、定量+定性で/会社を主語にして話す/「相手の時間を借りる」意識を持つ

5
「分からない」と言えば、喜んで教えてくれる人は少なくない。分からないことは素直に訊く、そうすれば逆に相手の懐に飛び込むことができる/「それはこういう意味ですか?」「例えばこういうことですか?」―噛み砕いて質問する/伝えたいことは1つに絞る。ノイズは除去/議論は相手を論破するためにやるんじゃない。相手を立てることを忘れない。勝負しない/メンターを見つけて、マネする/キーワードを持つ。ぶれない。揺るがない軸。問題にぶつかったときはそこに戻る。大局的視点/ポジティブな言葉を使う/人生は一度きり

肥満は脳の老化を加速する

肥満の人の方が加齢とともに脳の神経組織が多く失われていることが明らかになったそうだ(U.S.news・本家/.より)。

研 究に携わったUCLAの神経科学者Paul Thompson博士によると、高齢者の脳を調べたところ肥満の人は健康な人と比べて脳が16歳分老化が進んでいるような状態であり、過体重の人の場合は 8歳分余計に老化した状態だったとのこと。また、肥満の人は健康な人よりも脳組織が8%程少なく、過体重の場合は4%程少なかったそうだ。脳組織の減少は 主に前頭葉と側頭葉でみられ、記憶力や意思決定能力に影響していると考えられるとのこと。

研究者らは肥満や過体重が脳の老化を促進し、また アルツハイマー症のリスクなどを高めるとみているそうだ。肥満や過体重はまた糖尿病や癌、認知力問題や心臓疾患のリスクを高めるとされている。さらに性的 不能や不妊など一見肥満と関係なさそうな分野への影響もあると考えられているとのことだ。

経営情報論 新版

1 経営情報論の基礎
2 経営情報論の基礎理論
3 経営情報システムの変遷
4 情報通信技術の発展
5 経営情報システムの設計・開発
6 経営情報システムの管理
7 情報通信技術とビジネス・プロセス革新
8 ネット・ビジネス
9 情報通信技術と組織改革
10 情報通信技術と組織コミュニケーション
11 情報通信技術と社会
12 まとめと今後の展望

1 経営情報論の基礎
ICT(情報通信技術)/第1-3の大転換。農業、工業、脱工業。トフラー/ネットワーク外部性、ウィンテル連合、メトカーフの法則/e-Japan戦略ⅠⅡ、IT新改革戦略/データ→情報→知識/非知識化/生産性パラドックス論争(80中-)、情報ペイオフ時代の到来(90中-)/現場レベルの阿吽の呼吸も情報システム機能

2 経営情報論の基礎理論
バーナード、サイモン/限定合理性/構造的意思決定と非構造的意思決定/ゴミ箱モデル。組織化された無秩序。論理的・必然的な秩序ではなく、偶然的・一時的な秩序/コンティンジェンシー理論(60s)/ガルブレイス、不確実性/チャンドラー、アンゾフ/ポーター、競争戦略、価値連鎖/CL戦略、差別化戦略、集中戦略/資源ベース・ビュー(RBV)、バーニー、VRIO/value、rarity、inimitability、organization/SWOT/「インターネットが競争優位そのものとなることはほとんどなく…」(ポーター)/GPT/ITケイパビリティ/短期的な競争優位の獲得の連続こそが、持続的競争優位である/ハード・システム思考とソフト・システム思考―目標追求主導型、学習主導型/ネットワーク=ノード+エッジ/ハイアラキー組織とネットワーク組織―タイト、ルース

3 経営情報システムの変遷
EDPS(電子データ処理システム)/MIS(経営情報システム)。「MISは幻想である」/DSS(意思決定支援システム)。構造的意思決定、非構造的意思決定。プログラム化できるか否か/準構造的意思決定/意思決定のマトリクス。構造、準構造、非構造⇔オペレーショナル・コントロール、マネジメント・コントロール、戦略的計画/トップ、ミドル、ロワー/DSSは、①準構造的意思決定を対象、②代替ではなく支援、③能率性ではなく有効性/DSSの構成要素。ソフトウェア・システム、データーベース、モデルベース/DDMパラダイム/OA(オフィス・オートメーション)/スタンドアロンからネットワーク化/EUC(エンドユーザー・コンピューティング)/C/Sシステム/SIS(戦略的情報システム)。ポーターの競争戦略論を基礎/MRP(資材所要量計画)とCIM(製造業のSIS)/FA(80s)からCIMへ(80後)/BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)。業務コスト、時間、品質の改善をめざす/ビジネス・イノベーション、プロセス・リフォーム/SCM/CRM(顧客関係管理)


4 情報通信技術の進展

2009年8月28日金曜日

東大の先生が実践する「ロジカル」暗記術

第1章「何を覚えるのか」を振り分けよう
 東大生はノートをとらない/何のためにそれを覚えるのか/自分の記憶以外を頼りにしたほうがいいこと ほか

第2章「覚えること」を圧縮しよう
 「覚えること」を「圧縮する」という威力/「カタマリ」に分けて関連づけよう/例外を認めることが応用可能性を向上させる ほか

第3章 自分の「得意技」を作り出そう
 あなたにとって最高の暗記術とは/自分の「得意技」を判断してみよう/5つの記憶のタイプ(1)文字型 ほか 

第4章「飽きるまで」は繰り返そう
 最後はやっぱり「繰り返し」/まずは「楽」なプランを立てる/何を「繰り返し」すればいいのか ほか

第5章「覚えたこと」を教えて/使ってみよう
 美しい東大ノートの正体/委員長キャラには追い風が吹く/教える相手がいなくても「使って」みよう

第6章 集中力を呼び覚ませ
 集中するなら「今」を楽しめ/プロセス自体をゲームにしてしまおう/集中のきっかけになる儀式を作ろう ほか

第7章 ロジカル暗記術の実践
 戦略的な一連のプロセスを捉える/[英語勉強法(1)]まずはゴールを明確化する/[英語勉強法(2)]自分の現状を整理しよう ほか

2009年8月24日月曜日

ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

はじめに
ヒットは威力を失った/70年代、テレビ番組に人気があったのは、見られる作品がほかになかったからだ。いい作品だったからじゃない/「全員にフリーサイズ」時代は終わった。マルチ市場だ/多数のミニ市場でできた複雑なモザイク模様/ニッチ商品を手に入れるコストが安くなった/流通コストの下落は、潮が遠のいて水位が落ちることに例えられる。見えざる市場が、消費者の目に触れるようになったのだ/ジュークボックスに入っている1万枚のアルバムのうち、3ヶ月に少なくとも1曲は売れるのは何%だと思う?/98%の法則(80対20の法則?)/1曲が何度も売れるわけじゃないけど、ほぼすべてが少しずつ売れる/スペースが無限にあれば……ヒット商品だけを並べるかい?/98%の法則はどこでも通用していた/3ヶ月に1回しか売れないCDでも、(1000万枚売れるのと同じように)1センチ幅を棚から奪う/その曲線はどこまでいってもゼロにはならない/ロングテールド・ディストリビューション(裾の長い分布)/①テールは思ったよりずっと長い、②テールの商品にも手が届くようになった、③全部足せばニッチ市場は重要な市場になりうる/ロングテールに適さない商品カテゴリは?/驚いたことに、小麦にもLTがあったのだ/潤沢になるにつれ、差別化が進む/アマゾンのジェフ・ベゾス

1 ロングテール―ヒットからニッチへ
10年前だったら『空へ』の読者は『死のクレバス』を知らずに終わっただろう/CD1タイトルを1年に最低4枚は売らないと/すべての人にすべてのものを提供する余裕がない/希少の世界と潤沢の世界/曲線の左側を見てきたけど、右側を向くのだ/曲線はゼロにならない/多くは流通力がなくてタワーレコードにたどり着けない/「最大の金は最小の販売にあり」。グーグルだってそうだ/とても大きな数に、小さな数を掛けると、やっぱり大きな数のまま/流通うコストが下がると水面が下がる。そして隠れていたものが見えてくる/市場にあるアルバムのうち、99%超がウォルマートでは手に入らない

2 ヒットの興亡―融通がきかない文化に縛られて
昔のニッチ文化は趣味よりも地理で決まってしまった/教会は、最高の流通インフラと、活版印刷技術による量産メディア(聖書)を持ってた/マスメディア技術が現れたのは19C中―後/写真、蓄音機、映画/(隣人だけでなく)国中の人々と同じニュースを読む/ピカソの絵とチャップリンの映画/35―50のラジオ黄金時代/スーパーボウルのハーフタイム時に、下水道使用率が決まってピークになった/消費者はメジャーからサブジャンルへ/ウォークマンやディスクマンを捨て、ipodの白いイヤホンをする/リッピング(HDDに取り込む)/白いイヤホンをしている人たちは、コマーシャルのない独自のラジオ放送を聴いているようなもんだ/テレビを話題にした井戸端会議はなくなっていく。『科学捜査班』を見ていたのは15%/ティーボなどのDVRが時間要素を消した。だから同時に見たとは限らないんだ。職場で話題に上がることもない/ハリウッド映画は平均6000万ドル、マーケティングに同じくらいかかる/やるべきでないのは、小難しくすることと、スターを殺してしまうこと/「わずかな人しか金持ちになれないのなら、せめて彼らを超金持ちにしてやれ」。その結果、需要曲線はずっと急になる

3 ロングテール小史―通販カタログからショッピングカートまで
19C後半に始めて登場。シアーズ・ローバック/重い郵便物が1冊どさっと来ただけで、よろず屋の1000倍の商品が手に入る/フォード・システムにより、自動車が大衆化するとシアーズの地方の顧客は、カタログだけで買い物をしなくなった/アメリカは選択肢の多さに病みつきになった/史上初のスーパーマーケット、キング・カレン(30)/まとめ買いにより、輸送と保存の必要性/SMは共産主義の無力を示した/「本当なら裕福な大国だったかもしれないわが国が、あれほど貧しい状態に置かれているとは!」(エリツィン)/700点/20年代→6000/60→14000/80→30000超/現在/フリーダイヤルとクレジットカードはホームショッピング流行の不可欠な要素だった/90年代初頭、ウェブ上にeコマースが登場。通信販売より、簡単で、多く、広く、安い/「特にインターネットで売れるものとは何だ?」(ベゾフ、94年)/アマゾン・コムを、膨大な数の中から欲しい本を簡単に見つけて買える最初の場にするぞ/17万タイトルってそんなに多い? いや、ほんの一部だ/その頃は英語の本は150万点、現在では600万超。大型書店だってそんなもんだ/BN・コム(バーンズ・アンド・ノーブル)/オンライン・ショッピングはアメリカの小売支出の約5%(いずれは15%に達するだろう)/意外なところにLTが―グーグル、マイクロソフト、リナックス、ファイアフォックス、ポルノ、ビール、ファッション、教育/「国家安全保障のLT」

4 ロングテールの3つの追い風
少数のヒットと無数のニッチ/①ニッチはヒットよりもはるかに多い、②ニッチ入手のコストが劇的に下がった、③レコメンデーション等のフィルタが需要をテールへ導く、④需要曲線はなだらか、⑤ニッチを足せばヒットと張り合える、⑥流通のボトルネック等に影響を受けない自然な需要が現れる/3つの追い風―①生産手段の民主化(ブログ)、②流通手段の民主化(アマゾン)、③需要と供給の一致(レコメンデーション)/人気の重心を右へ移動させ、曲線をフラットにする

5 新たなる生産者たち―アマチュア・パワー(1つ目の風)
誰もお金のためにしてるんじゃない/望遠鏡の性能よりも、何人見ているかが重要/オープンソース。「みんなで見ればどんなバグでもささいなことさ」/印刷機→コピー機→ブログ/アレクサンドリア図書館、アリストテレス、『百科全書』、『ブリタニカ百科事典』/ウィキペディア(01)/ブリタニカ12万、エンカルタ6万、ウィキペディア200万(530万)/どうせ当たらない天気予報なんて見ないで空を見たら?/権威なし。すべて正しいとは限らない/『みんなの意見は案外正しい』(スロウィッキー)/おそらくウィキペディアが最もよい百科事典/ウィキペディアとブリタニカはまったく違う生き物/エントロピーの方向を逆さまにして、混沌から秩序を生み出した/ボランティアとアマチュアの大群、ピア・プロダクションの世界/ヘッドとテールではものづくりの動機がまったく違う。ヘッドは貨幣経済、テールは非貨幣経済/露出文化の最大の罪はコピーではなく、原作者を正しく表示しないことだ/著作権に対する見方は立場によって違う。なのに、著作権法は両者の区別をつけない。ヘッドにいるかテールにいるか?/約98%が商売にならない/ルル・コム―自費出版はもう恥ずかしくない/テールの先の作者ほど昼間の仕事を続けなくてはならない/インターネットを出てインターネットに戻る/パンク・ロックは生産への参入障壁を低くした。「うまく弾けなくたっていい」

6 新しい市場(2つ目の風)
PCと古本ビジネス―インターロック(82)/アリブリス設立/古本市場の2/3が教科書(17億ドル)/古本屋1件1件の商売は大きくないけど、(つなげれば)全体は巨大だ/集積せよ―アリブリスはLTのアリゲータ(集積者)/アリゲータたち。グーグル、ラプソディ、iTMS、ネットフリックス、イーベイ、ブログラインズ、ウィキペディア…etc/ハイブリッド小売業(通信販売+インターネット、アマゾン)vsデジタル小売業/限界費用はほぼゼロ。DBに項目を1つ足しても、サーバの容量が数メガバイト増えるだけ/後者のほうがテールが長くなる可能性を持つ/大型小売店を取り込んで、アマゾンの中にバーチャルな在庫の幅を広げる/マーケットプレイス―商品と顧客が同じ場にいなくてもよい/多くの本が、年に1,2冊しか売れない。なら、オンデマンド印刷にする/ビデオ・オンデマンド(VOD)/デジタル版は流通面で有利なのでその魅力には抗えない

7 新たな流行発信者(3つ目の風)
口コミ―ありがメガホンを手に入れた/消費者が強い力を握る時代/集合知(wisdom of the crowd)のパワー/レコメンデーションという道案内/フィルタにかけてノイズを除去。でもどのフィルタも万能じゃないから、いくつも使う/バナナが清涼飲料水より売れてるかなんて知りたくない。ジャンルの中で比べることが重要/雑音が多すぎると市場が成り立たなくなる。だからフィルタは大事/しばしば最高の商品はテールにある。マニアックだからだ。ベストセラーは表面的/ヒットというのまれな例外、つまりブラック・スワンだ/べき法則分布は自然だ。少しの商品がたくさん売れ、たくさんの商品が少し売れる/S/N比。あとはフィルタが役立つかどうか/前置(プレ)フィルタと後置(ポスト)フィルタ―編集者とブログ















2009年8月23日日曜日

動物農場―おとぎばなし

人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた「荘園牧場」の動物たちが、偶発的に起こった革命で 人間を追い出し、「豚」の指導の下で「動物主義」に基づく「動物農場」をつくりあげる。動物たちの仲間社会で安定を得た彼らであったが、不和や争いが絶え ず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。結果的に支配者が入れ替わっただけで、人間が支配していた時以上に抑圧的で過酷な農場となる。

ナポレオン
雄豚。演説は苦手だが狡猾。後に独裁者と化す。モデルはヨシフ・スターリン。
スノーボール
雄豚。一時は主導権を握り風車建設計画や農場電化計画を推進するが、ナポレオンによって追放され、反逆者とされる。モデルはレフ・トロツキー。
メージャー爺さん
雄豚。全ての動物の平等と自由を謳った「動物主義」を唱えるが、革命直前に病死。モデルはウラジーミル・レーニン。
スクィーラー
雄豚。雄弁家で、相手を丸め込むのに長けている。ナポレオンの腰巾着。モデルはヴャチェスラフ・モロトフ。
ボクサー
雄馬。働き者で力持ち。他の動物たちから尊敬されていてナポレオンも一目置く。常に「I will work harder.(わしがもっと働けばいいのだ!)」と言い続けてひたすら真面目に働く律儀者。しかし、病気になると売られてしまった。モデルはミハイル・トゥハチェフスキーを初めとする赤軍将校。アレクセイ・スタハノフに代表される「労働英雄」であるとする見解もある。
6匹の犬
ナポレオンが密かに育てた犬の一群であり、ナポレオンに忠実な存在。敵対した動物を粛清する。後に子供もできたことで数が増える。モデルはチェーカーやGPU、その関連機関。
ヒツジたち
ナポレオンに反対する動物や、都合の悪い発言が出た時に、ある特定のスローガンを連呼して妨害する。モデルはコムソモール。
ジョーンズ氏
荘園農場の持ち主。やり手だったが不運続きで飲んだくれていた。下男たちも怠けていたので革命で追い出される。取り戻そうと武装して戻ってくるがあえなく撃退される。モデルはロシア帝国時代の貴族や地主、資本家、白軍。
ピルキントン氏
隣接するフォックスウッド農場の持ち主。大地主で動物農場と敵対していたが和解する。モデルは大英帝国。
フレデリック氏
隣接するピンチフィールド農場の持ち主。抜け目がない。後に動物農場の占領を目論み侵攻する。一旦は風車を爆破するなど甚大な被害を与えるが反撃を受けて撤退する。モデルはナチス・ドイツ。

2009年8月22日土曜日

コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?

はじめに
管理会計は現場をイメージしないとだめ

プロローグ―三度目の経営危機
業績の浮き沈みは、どの会社にもあることですよ。どう乗り切るかが経営者の腕前です

1 見えない赤い糸なんて存在しない―20%が80%
会計は騙し絵、鵜呑みにしてはいけない/管理会計は、経営、業務、法律、税金、情報技術、人の感情などと複雑に絡んでいる。幅が広いだけでなく、奥も深い/愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ/会計に携わる人たちは、「売上と費用は赤い糸で結ばれている」と信じている。馬鹿げた幻想だ。そう思っているなら経営者失格だよ/活動の20%が80%の成果を生む。残りの80%は20%の成果しかもたらさない/公準は証明不要な前提/業務データを会計仕訳に置き換えた瞬間に、会計と業務は分断されてしまう

2 何もしなくても腹は減る
カルネデアスの舟板を知っていますか? 彼は無罪なんですよ/派遣社員は外注費ですよ/シャンデリアが蛍光灯だったら、クレジットカードの署名に100円ボールペンを出されたら、15000円を払う気になるかい?/赤字解消に人件費だけを減らすのは、ダイエットのためにワインとチーズだけ食べるのと同じ/80%の活動は20%の価値しかもたらさない。費用をどのように使うかが問題なのだ/価値を生まない活動は減らさなくてはならない/業務費用≒固定費? スループット会計でしばしば使われる概念/活動基準原価計算(ABC/M)

3 決めたルールは勝手に変えてはいけない―直課と配賦
ブランド別P/L(セグメント別)/高級フレンチ型、餃子屋型/ワークシェアリングですか/部門共通費でもできる限りブランドに直課すべきというのが、由紀の考え方なのだ。勝手に変えてはいけない/真奈美が現場を知らないことの危うさに気づいた。会計数値が歪んでいることすら分かっていない。現場をじっくり見せるしかない

4 外からでは何も見えない

5 工場には現金が埋まっている
利益ではなく儲け。営業CFを15億円増やさないと借金は返済できないのです/「問題を解く鍵は現場にある。だから、シャーロック・ホームズのように現場に行きなさい」/工場がブラックボックスになっていて、ブランド別P/Lからは何も見えませんね/3月末の仕掛品在庫は売上高の33日分でした/儲かっている会社は、在庫が風のごとく吹き抜ける/在庫は現金の仮の姿。工場には大量の現金が埋まっていることになる

6 CFはウソをつかない
デュー・デリジェンス/毒まんじゅうは美味しく見えるものだよ/製品種類の増加は経営にマイナス/①在庫が増える(資金繰りに支障)、②段取り替えの回数が増える、③売れ筋製品が不足、売り損じ/営業担当は、多品種、在庫過多バイアス/誤解しないでください。私は売上を増やさなくていい、と言っているのではありません。会社全体を考えると明らかにマイナスだ、と言いたいんです/利益と儲けがねじれている/いずれにせよ、営業CFがマイナスというのは深刻な状態だ/FCFが赤字ですから、配当は見送るべきでした。P/LとB/Sを見たときとは全然印象が違います/質のよい利益とは、CFの裏づけがあり、持続可能な利益だ/利益と営業CFのねじれの原因は「運転資本の増加」だ―とくに在庫に注意/リーマン・ブラザーズだってそうだ。従業員の高額給与の源泉は、借入金だったのだ/営業CF△4兆6000億円、財務CF4兆9000億円

7 会計はマジシャンだ
出所が分からない資料に信用性はない/本気で買収するつもりならまずデューデリですね。専門家に調査してもらうんです/同じ決算書なのに債務超過?―外国為替換算会計

8 見えない世界を可視化する
付加価値活動時間は、実際に裁断と縫製作業に使われた時間です。非付加価値活動時間は、作業準備や後かたづけ、手待ちなどに使った時間です/非付加価値活動(NVA)/付加価値を生み出す活動に使われた費用は7.8億円に過ぎなかった。これでは赤字になるのは当たり前だわ。由紀はめまいを覚えた/品種が多く生産枚数が少ないため、どうしても段取りに時間を使ってしまうのだ/ワークシェアリングに最初は反対でしたけど、僕は何も分かっていなかったことを痛感します/活動基準原価計算(ABC/M)/厨房をC/R、ダイニングルームをP/Lで表現/この方法ですと、厨房やダイニングルームでどのような活動が行われているのか、まったく分かりません/各部門での実際活動時間を測定すれば、今まで見えなかった厨房とダイニングルームの活動が見えるようになります/見えるだけではダメで、ABC/M情報を使って無駄な動きをなくすことが大切。そのためには、会計数値を物量(時間や数量)と単価といった要素に分解できることが不可欠/貨幣的評価⇔物量(時間や数量)&単価/管理会計システムに、金額を時間と単価の要素に分解できる仕組みを組み込む必要がある/原価集計単位は「顧客の注文」でなくてはならない/以上から明らかなように、新しい管理会計は情報技術(IT)抜きでは実現できません

9 コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?
一番大切なことは会社をつぶさないこと。それだけ/管理会計は道具に過ぎない、工場を見よ/作業時間が分かれば、工場の中が可視化できるんだね/①水深計では水量は測れない、②コハダは大トロよりなぜ儲かるのか、③うさぎはカメよりなぜ速いのか/仕掛品の枚数に基準単価をかければ、金額が計算できますから/生産日報は実績収集のカギ/①→在庫金額は日々の加重平均とすべき(月末だけでは×)/現金は川に流れる大量の水のように、工場の中を流れている/静止画から動画へ/減らすべきは、月末の仕掛品ではなく、仕掛品全体なんだ/大トロ型からコハダ型へ/②→粗利益×回転率/じゃあ、具体的にどのようなアクションをとるか?

10 うさぎはカメよりなぜ速い?
建物の登記簿謄本を調べてみました。所有者はリース会社でした/為替換算というマジックが錯覚を起こさせた/解決策は各サブ工程の仕掛品を減らすことです。作ったらすぐに次の工程に引き渡すのです。100/ロット→50/ロットにしたら、仕掛品在庫は半分に減りました/コハダ生産方式ですね/材料在庫が多くなるのは、生産も仕入もサバを読んでしまうからです。欠品を恐れているのです/製品在庫もサバ読みが原因でした/在庫の流通スピードを上げて、現金の循環スピードを上げれば、運転資金は劇的に減るでしょう/現金→材料→仕掛品→製品→売掛金→現金/大ロット生産は間違いだったのです/現金増加力/ファイナンス・リース取引においても減損が適用される/利益ポテンシャル(PP)=営業利益/棚卸資産/Jコスト理論…製品ごとの収益性を、当該粗利益と製造に投入された資金量との関係から評価/資金量とは在庫に形を変えた現金の延べ面積。つまり、「コスト×時間」/同じワインでも、1年寝かせて販売するのと、3年寝かせて販売するのでは、収益力が3倍違う(ex.原価1000円、売価2000円)/Jコスト理論では、コスト↓だけでなく、時間↓(時間短縮)も考える/生産方式を1個流しや小ロット生産に変更して、棚卸資産の流通速度を上げれば、運転資金は大幅に減少する

エピローグ
利益とは何ですか?/①業績を測定する指標、②リスク(あるいは不確実性)に対する備え、③将来の投資に対する糧、④従業員の生活を保障する基盤/会社は存続し続けることが一番大切。そのために利益は欠かせない