2009年9月9日水曜日

「大きな政府」論者と「小さな政府」論者


「大きな政府」論者は、日本には自由が多すぎ、規制が足りないと考えている。
「小さな政府」論者は、日本には規制が多すぎ、自由が足りないと考えている。

「大きな政府」論者は、日本の問題は「市場の失敗」で、国の介入を増やすべきだと考える。
「小さな政府」論者は、日本の問題は「政府の失敗」で、国の介入を減らすべきだと考える。

「大きな政府」論者は、市場を規制して、弱者や国内産業を保護すべきだと考える。
「小さな政府」論者は、市場は規制せずに、セーフティネットで弱者を救済すべきだと考える。

「大きな政府」論者は、市場が規制されていないために、弱者が苦しんでいると考える。
「小さな政府」論者は、市場が規制されているために、弱者が苦しんでいると考える。

「大きな政府」論者は、政府の力を信じ、市場の力を疑っている。
「小さな政府」論者は、政府の力を疑い、市場の力を信じている。

「大きな政府」論者は、個人は政府から自由を与えられると考える。
「小さな政府」論者は、個人はもともと自由を持っていると考える。

「大きな政府」論者は、考え方が社会主義的である。
「小さな政府」論者は、考え方が資本主義的である。

「大きな政府」論者は、規範と統率を好む。
「小さな政府」論者は、自由と多様性を好む。

「大きな政府」論者は、いまの日本は「小さな政府」だと考えている。
「小さな政府」論者は、いまの日本は「大きな政府」だと考えている。

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